
★ちびまるちゃん★ 465話『みぎわさんのホワイトデー』の巻
放送時間:2004年3月14日
脚本:篠崎絵里子
単語
マシュマロ:marshmallow 棉花糖
母:まる子、あんたに届け物よ。
まる子:私に?花輪君からだ。何だろう?
花輪:それはホワイトデーのプレゼントさ、ベイビー。
まる子:ホワイトデー?
たまえ:でもホワイトデーっていうのはバレンタインのお返しの日でしょう?
まる子:そうだよ。私は花輪君にチョコなんかあげてないじゃん。
花輪:ええ、そうだったかい?それはソーリ。何しろ沢山のレーデイたちからもらった物だから,勘違いしてしまったよ。
まる子:それにしたってね。
花輪:ごめんよ、ベイビー。ささやかなお詫びに届けたお菓子はそのまま君にあげるよ。
まる子:いいの?
花輪:いいと思う。君が喜んでくれれば、僕も嬉しいしね。
まる子:わい!ラッキー!
たまえ:花輪君は皆にバレンタインデイのお菓子を贈ったの?
花輪:もちろんさ。レーデイたちの気持ちに答えねえわけにはいかないからね。それじゃ、グッバイ!
まる子:玉ちゃん:今日家においてよ!もらったお菓子一緒に食べようよ!
たまえ:本当?わあ、嬉しい!
まる子:さすか花輪君だよね。ホワイトデイにあんないいお菓子を贈れるなんてさ。
みぎわ:なんですって!桜さん、あなたこっそり花輪君にチョコをあげてたのね。許せないわ!
まる子:違うって。
たまえ:まるちゃんはあげてないのに、花輪君が間違えてくれたんだよ。
まる子:そうそう。
みぎわ:本当?
まる子:本当だって。私は花輪君にチョコなんかあげるわけないじゃん。
みぎわ:それもそうね。貴方みたいな子供には花輪君の魅力は分からないわよね。
まる子:はいはい、そうだね。
たまえ:みぎわさんも花輪君からお菓子をもらったの?
みぎわ:もちろんよ。私には特別高価なお菓子が届いたわ。見たい?
まる子:別に。
みぎわ:しょうがないわね、そんなに言うなら見せてあげるわ。
まる子:見たくないってのに。
みぎわ:ほら、これよ。どう?私への花輪君の気持ちが伝わってくるでしょう?可愛いピンクのバラの花束ももらったのよ。
まる子:私もだよ。あれ、お菓子も私がもらったのと同じだ。
たまえ:そうなんだ。
みぎわ:そんなはずないわ。ちゃんと見なさいよ!私のなんか、ハート型よ!ハート型!
まる子:私のもハート型だね。
みぎわ:嘘よ!
まる子:嘘よだって。
みぎわ:私と桜さんなんかが同じはずないわ。何かの間違いよ!
まる子:何かって何さ?
みぎわ:そうだわ。カードよ。カードが付いてたでしょう?私の何かね、「愛をこめて、僕の」。
まる子:「ベイビーへ」でしょう。
たまえ:あれ、これ印刷じゃない?
まる子:本当だ。まあ、いいじゃん。偉く沢山もらったって言ってたもん。一々違うのを送ってられないよ。
たまえ:そうだよね。
みぎわ:そんなはずないわ。こんなのおかしいわよ!
まる子:私のまで!
みぎわ:絶対何かの間違いよ!
たまえ:みぎわさん!
まる子:お菓子!
みぎわ:24枚、25枚。数も同じだわ。本当に同じなの。どうしてどうしてなの?花輪君!
「それはもちろん僕にとって、君と桜君が同じってことなのさ,ベイビー。」
みぎわ:嘘よ!絶対にどこか違いがあるはずよ。
みぎわ:ちょっとこれ見なさいよ!
まる子:何それ?
みぎわ:花輪君の私への特別な気持ちよ。
たまえ:何が?
みぎわ:もう鈍いわね。いい?貴方のマシュマロは全部白だけど,私の中には一つだけピンクのマシュマロが入っていたのよ。
たまえ:それがどうしたの?
みぎわ:これは花輪君が私のことを特別に思っているっていう証拠なのよ。
「あら、みぎわさん,それどうしたの?」
みぎわ:花輪君にもらったのよ。私への愛のお菓子なの。
「わい、いいわね。」
みぎわ:私こんなに愛されてって怖いみたい。
「ピンクのマシュマロ五つ入ってたの?」
「うん。」
「私はただ三つだったのに。」
「それは花輪君が私の方を好きってことじゃない?」
「はあ、言ったわね。」
「みぎわさん!みぎわさん!みぎわさん!」
みぎわ:どうして!どうしてなのよ?
「みぎわさん、泣かないで。」
みぎわ:私は花輪君の為に一生懸命マフラー編んでプレゼントしたのに,それなのにどうしてピンクのマシュマロが一つぼっちなの!
まる子:まあまあ、私のに何か一つも入ってなかったんださ。
みぎわ:あんたなんかと比べないで頂戴!
まる子:あ、そう。
たまえ:ピンクのマシュマロの数何てきっと花輪君は知らないと思うよ。
「そうよ、そんなの偶然よ。」
みぎわ:いえ、しょざい私なんかピンクのマシュマロ一つぼっち存在なのように。だって花輪君っだら、私のあげたマフラーなんて一回も学校へしてってくれないし!
花輪:ピンクのマシュマロの数?特に意味がないけど。
まる子:だよね。
たまえ:でもみぎわさんはすっかり気にしっちゃってるんだよ。
花輪:そう言われても。
まる子:大体さ、あんたが皆に同じ物何かあげるからいけないんだよ。
花輪:どうしてだい?僕はレーデイ達皆を同じように愛してるのさ。
まる子:花輪君はそうかもしれないけど、バレンタインのチョコは一人一人の思いが篭ってるんだから。
たまえ:みぎわさんなんて手編みのマフラーをプレゼントしたんでしょう?
まる子:そう言えば、そのマフラー一回も学校へして来てないらしいね。ちょっと冷たいじゃないの?
花輪:桜君、僕だって辛いのさ。沢山のレーデイ達に愛されても、僕がただ一人しかいなんだ。それがどうんなに辛い事か分かるかい?
まる子:いや,そういうこと言ってんじゃなくてさ。
花輪:出来る事なら、この身を引きさえてレーデイ達に答えたい気持ちでいっぱいさ!皆のハート盗んでしまう自分が憎い!
まる子:行こう、玉ちゃん。
たまえ:うん。
花輪:神よ、罪深いの僕を許したまえ。
姉:それはちょっとかわいそうだね。
まる子:そうなんだよ!まったく花輪君っだら、乙女心が全然分からないんだから。
父:何が乙女心だ、小学生が生意気言ってんじゃねよ!
まる子:何さ!小学生だって、乙女じゃん。
姉:大体持て過ぎる人ってちょっと無神経なのよ。
婆:そりゃそうだね。昔から持って過ぎる男に碌なのはいないよ。
まる子:そうなの?
母:まあね、どっちかって言うと、持てない人の方が思い遣りがあるかもしれないわね。
父:くだらねー!
爺:まる子まる子、わしなんか全然持てなかったから、思い遣りのかたまりじゃぞ!
まる子:みぎわさんもお爺ちゃんを好きになればよかったのにね。
爺:いや、そんな。わしなんか。みぎわさんって、美人?
母:お爺ちゃん。
爺:すみません。
「翌日」
まる子:みぎわさん、元気出しなよ!
みぎわ;もういいの。どうせ花輪君は私のことなんか。
花輪:グッドモーニング。
たまえ:何でマフラーなんかしてるの?もう春なのに。
花輪:今日はちょっと寒かったからね。
まる子:それにしても、随分派手で趣味が悪いマフラーだね。
みぎわ:私があげたマフラーだわ!やっぱり花輪君が私のことを思っていてくれたのね。
花輪:喜んでくれて、嬉しいよ。
みぎわ:花輪君が私のマフラーをしてくれたのよ!見て見て!あれ私のマフラーよ!花輪君が私のマフラーをしてくれたのよ!ほほほほ。(魔女みたい-_-)
たまえ:あれ,何だろう?
まる子:さ?
「そうよ!本当だってば!」
花輪:ベイビー達。
「花輪君!私があげた帽子!私があげたハンカチフ!私があげた手袋もしてくれたのね!」
まる子:花輪君って。
たまえ:何か揺れててるよね。
花輪;ぼ、僕は皆の物さ、レーデイ達。
<終わり>
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