随笔 - 19  文章 - 205  评论 - 42 
▼『源氏物語』を書いた紫式部(むらさきしきぶ)といえば平安朝の才女だが、愉快な逸話を残している。作り話のようでもあるけれど、イワシが好物だったらしい。

《源氏物语》的作者紫式部,可称得上是平安时代的一位才女了。但民间也流传着一些她的轶闻趣事。虽然有些杜撰的成分在里面,但好像这位才女喜欢吃沙丁鱼。

▼しかしイワシは 卑しい魚で、高貴な者が大っぴらには食べられない。内緒にしていたが、ある日、焼いた匂(にお)いが消えないうちに夫が戻って来てバレてしまう。だいぶ叱 (しか)られたようだと、江戸期の文献をもとに、魚博士で知られた末広恭雄が書いている

但沙丁鱼在鱼类中地位卑微,身份高贵者是不能堂而皇之地大快朵颐的。紫式部都是在四下无人时才敢吃沙丁鱼,但有一天烧鱼的炊烟还未散尽,她的丈夫就回来了。有名的“鱼博士”末広恭雄根据江户时代的文献记载写道:因事情败露,紫式部被其夫好一通厉声斥责。

▼そのイワシも、近年は高根の花だ。焼いてよし、刺し身でよしのマイワシは、80年代、多い年は400万トンも水揚げされた。それが数万トンに減っている。「梅雨イワシ」と呼ばれて今が食べごろだが、値段は安くはない

但近年来沙丁鱼却变成(令平民)可望而不可及的食品了。沙丁鱼即适合热炒又可作鱼生,在八十年代,疯狂的时候每年的打捞量可达到400万吨之多。因此,现在沙丁鱼的数量已经减少到了几万吨。人们都说“梅雨沙丁鱼”,其实这个季节食用沙丁鱼正是时候,但它还是价格不菲。

▼ 減った原因はよく分からないようだ。イワシは人間以外にも敵が多い。クジラやマグロなどが「海の牧草」よろしく餌にする。乱獲か、食物連鎖の不均衡か、それとも海水温が上がったためか。周期的に増減するという説もある

除了人类以外,沙丁鱼还有很多天敌,它就活像是“海里的牧草”,鲸鱼、金枪鱼等鱼类以它为食。因此,其数量减少的原因目前还不好说。有人推测是由于乱捕、食物链失衡、或是海水温度升高。但也有人说是因为周期性增减造成的。

▼イワシばかりではない。日本の漁業生産量は最盛期の半分を割った。国産の魚に代わって、 輸入もののマグロやエビ、サケなどが食卓をにぎわせている。その結果、食用魚介類の自給率は50%台に落ち込んで久しい

其实不止是沙丁鱼,日本渔业产量现在已经不足鼎盛时期的一半了。现在人们的餐桌上摆满了替代国产品的进口金枪鱼、虾、马哈鱼等等。这使得日本食用鱼的自给率早就跌破了50%大关。

▼ 政府は先ごろの水産白書で、旬の近海魚を毎月「もう一皿」多く食べようと呼びかけた。たとえば、夏にはイカの姿焼き、冬はブリの照り焼き……。そうすれば自給率が4%ほど上がるそうだ。焼こうが煮ようが、幸い庶民に紫式部の窮屈さはない。身近な魚の消費が増えれば、漁業や食文化を守ることにもつながるだろう。

在日前发布的水产白皮书中,政府呼吁民众每月“多食用一盘”当季的近海鱼。比如:夏天可以整只烧墨斗鱼;冬天做一道酱烧ブリ……。据说,如此一来自给率可以上涨近 4%。烧煮由己,好在平民百姓不像紫式部那么受约束。人们多买些身边的鱼儿,关乎到保护渔业和饮食文化的问题。
posted on 2008-06-22 11:18 baiheps 阅读(34) 评论(0)  编辑  收藏 所属分类: 天声人语翻译 网摘收藏

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