立原道造にマッチの詩がある。「何しに僕は生きてゐるのかと/或る夜更けに/一本のマツチと/はなしをする」。何秒間かで燃え尽きるはかない存在であればこそ、詩人は夜更けの話し相手に選んだのだろう
立原道造有一首关于火柴的诗。“我是为何而生呢/某个深夜/和一根火柴/聊起了天”。正因为火柴在几秒间就燃烧殆尽的这种短暂无常,才被诗人选作深夜聊天的对象。
林芙美子は無名のころ、眉墨(まゆずみ)が買えずにマッチの燃えがらを使ったというが、小さな棒に貧しさの記憶をとどめる人もいる。小学生のときにマッチ売りで家計を支えたという韓国の新大統領にも、一本のマッチに人生を尋ねた夜があったかも知れない
林芙美子没出名的时候,买不起眉笔就用火柴的灰烬代替,也有人在小小的木棍上留下了贫穷的记忆。曾在小学时卖火柴来填补家用的韩国新总统,也许也曾在某个深夜向一根火柴询问人生。
李明博(イ・ミョンバク)氏(66)は貧窮のなかに生い立ち、夜間高校から苦学して大学に進んだ。財閥企業のサラリーマンとなり、35歳で社長、ソウル市長を経て大統領職に、まばゆいばかりの成功神話に彩られた人である
李明博在贫穷中长大,从夜校苦读进入大学。后来成为财阀企业的上班族,35岁时成为社长,担任过首尔市长,到现在当选总统一职,李明博完全被耀眼夺目的成功神话所点缀。
10年ぶりの保守政権となる。北朝鮮への経済支援を優先してきた現盧武(ノム)鉉(ヒョン)政権の路線を改め、核放棄の圧力を強める姿勢を鮮明にしている。方向としては日本の対「北」政策とも通じ合う路線だろう
韩国政权10年来首次落入保守政党手里。李明博改变了现任总统卢武铉把对北朝鲜的经济支持放在优先地位的路线,明确表明了迫使北朝鲜弃核的强硬姿态。在大方向上,李明博的路线与日本对“北”政策相同。
日本と韓国は「核」の不安を共有し、「拉致」の怒りと悲しみを共有している。自由のもとで神話的な成功の階段を駆け上がった人は、自由の乏しい国にどういう視線を向けるのか
韩国和日本都对北朝鲜的“核”问题深感不安,也都承受过“绑架”问题的愤怒和悲伤。在自由之下奔上神话般的成功之梯的人,会怎么看待缺乏自由的国家呢?
「薔薇(ばら)よりも淋(さび)しき色にマッチの焔(ほのお)」(金子兜太=とうた)。薔薇色とまではいかずとも、東アジアを少しでも照らすマッチの焔がともればいい。
“火柴的火焰比玫瑰要更孤寂”(金子兜太)。虽然不用像玫瑰那样,但如果能点燃一根能尽可能地照亮东亚的火柴就好了。
posted on 2007-12-21 15:38
照照坊主 阅读(36)
评论(0) 编辑 收藏 所属分类:
编辑手帐
网摘收藏