先頃、友人が仕事で訪れたスペインで災難に遭った。乗っていたタクシーが止まった時、外からドアを開けられ、ひざ元のハンドバッグが消えた。海外ではありふれた手口らしい
最近,朋友因公事访问西班牙时遭遇了依次灾难。乘坐的计程车停下的时候,门从外面被打开,放在膝盖的手提包被抢走了。这是在海外常有的事。
一番の心残りは、住所録と携帯電話だという。旅券【りょけん】やカードは再発行できるが、バイクと共に走り去った個人情報は戻らない。異国での不運を知らせるすべさえない相手もいる。結局、彼女は「本当の友からはいずれ連絡がある」と気持ちを整理したそうだ。この際、交遊【こうゆう】の濃淡【のうたん】を顧みてみようと
最心疼的东西是地址薄和手机。护照和信用卡都可以再申请,但是随摩托车一起丢失的个人情报却回不来了。连告知伙伴自己在异国遭遇的方法都没有。结果,她整理思绪,想“总之真正的朋友会个我联系的”。借此之际,反省一下自己交际的深浅吧。
盗み【ぬすみ】に遭わずとも、住所録をふるいにかける時節が近づいた。今年の付き合いを振り返りながら、名刺の束から住所録に「定住」させる知己がある。目鼻【めはな】立ちが浮かばず、パソコンの記録から退く【しりぞく】名前もあろう
即使不遭遇抢劫,也快到了筛选整理地址薄的时候了。一边回顾着今年交往,一边从名片束里整理出知己“定居”在地址薄中。也有无法想起其面孔,从电脑的记录中删除的名字吧。
篩にかける:筛选,选拔,淘汰
お年玉【としだま】つき年賀はがきが売り出された。民営化された日本郵政グループは、記念の年に、この伝統商品を39億枚さばく。「年賀状は、贈り物だと思う」と広告にある。なるほど、元日【がんじつ】の郵便受けにはお義理の「送り物」も多かった
有奖明信片开始发售了。民营化的日本邮政组,在纪念年,这种传统商品发行了39亿枚。在广告上说“贺年卡就是礼物。”原来如此,元旦的信箱里,也有很多礼尚往来的“礼物”吧。
50円で関係が1年延びるなら安い。5円乗せて「カーボンオフセット(温室効果ガス打ち消し)年賀」にすると、寄付金が風力発電【はつでん】などに回る。送受どちらにしろ、温暖化との闘いに参加した気分になれば、義理の賀状にもいくらか潤い【うるおい】が出る
如果用50元就能使关系维持一年是很便宜的。再加5元购买印有“carbon off set (消除温室效应气体)”年卡的话,捐赠款将用与风力发电。无论是送收哪一方,如果有了参加到与温室效应的战斗中的想法,礼尚往来的贺卡也有了些许意义。
〈賀状書く一筋の縁続きをり〉飯嶋百合子(朝日俳壇)。年に一度のやりとりが、互いの安穏を告げもする。津々浦々【つつ‐うらうら】、わが名が住所録の棚卸し【たなおろし】 を生き抜くことを祈りつつ、消去キーに置きかけた指を戻す。
“书写年卡,延续一种缘分”飯嶋百合子(朝日俳壇)。一年一次的互赠往来,告知对方自己是否安好。一边祈祷着自己的名字可以通过全国各地的地址薄的盘点,一边收回了放在消去键上的手指。
posted on 2007-11-10 14:45
茶靡 阅读(50)
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