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ギュンター:コンラッドは、本気で私たちをベーラルに引き渡すつもりです
村田:僕たち、即刻(そっこく)処刑かもね、大シマロンにとっちゃ、真魔国は、ずっと目の上のたんこぶだったんだからね
有利:もう、コンラッドは、俺たちのそばにはいない
ライラ:そうかしら
有利:あっ
コンラッド:きれいな山ですね、こんな景色も見納めです、よく見ておいてください、あとで慰めになりますよ、大シマロンの牢は苛酷ですから
ボルフラム:そんな話がなんの役に立つ
コンラッド:あれは国境の山脈です、あそこを越えれば、カバルケードです
ライラ:えっ
コンラッド:警備の兵も見えないようです、あなた方が捕まったので、引き上げたようですね
村田:うん、じゃ、このあたりで、一暴れすれば、もしかして
有利:えっ、コンラッド
大シマロンの兵士:ベーラル陛下だ
大シマロンの兵士:ベーラル陛下もってました、本体が着たぞ
ボルフラム:ベーラルだと
コンラッド:とれ、とれ、ベーラル陛下
ベーラル:大手柄であったな、ウィラ卿、箱のみならず、魔王まで捕らえるとは
コンラッド:じきじきにおいでなるとは、思いもよりませんでした
ベーラル:箱が手に入ると思うと、じっとしていられなくてな、邪魔だったかなあ
コンラッド:とんでもございません、早速禁忌の箱、ご覧ください
ベーラル:うん
ベーラル:これが凍土の劫火か、これでよは、二つの箱を手にいれたわけだ
コンラッド:これで陛下に逆らう国はなくなるでしょう、魔王も捕らえられたとなれば、真魔国との交渉も、有利に進められます、ベーラル陛下の、世界統一への足がかりは磐石(ばんじゃく)な者に
ベーラル:真魔国との交渉、魔王をなきものにすれば、勝ったも同然ではないか、魔王はこの場で処刑する
みんな:あっ
コンラッド:分かりました
ギュンター:ばかな
ボルフラム:何だと
有利:コンラッドは
ベーラル:箱ばかりでなく、長年われわれに盾突いて(たてついて)きた真魔国の魔王までなきものにできようとは、まさにわが生涯最高の日だ
コンラッド:いいえ、世界統一の日が残っております
ベーラル:はは、はははは、そうであったな、では始めよ、ウィラ卿、お前の手でな
コンラッド:は
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