「うだつが上がらない」のうだつは、一般に、民家の屋根の上に張り出させた瓦つきの壁をさすという。甲斐性(かいしょう)を誇る飾りであり、火事のときに隣からの「もらい火」を防ぐ装置でもあった。横走って迫る炎を、実際によく食い止めたらしい
没有出头之日」中的“うだつ”一般是指民家房顶上伸出的一段盖有瓦的墙檐?。既是炫耀喻有“有出息”的装饰,又是火灾时用以防止隔壁传来的「引火」的装置。据说能很好的将失势逼近的火焰抑制住。
うだつがあがらない抬不起头来;没有出头之日;
食い止める[くいとめる]下一他.抑制住;煞住;
▼今なら、延焼を防ぐ頼みの綱は、うだつではなく耐火材だろう。たいていの人にとって、マイホームは人生で一番高価な買い物だ。少しでも地震や火災に強い家がほしい。そんな望みをあざ笑うかのように、今度は耐火材の偽装が明るみに出た
 如今,防止火势蔓延的唯一依靠可是耐火材料吧,而不是“うだつ”。几乎所有的人,房子是他们一生中是最贵的物品。希望得到更能抵抗地震和火灾的家。而这次爆料出的耐火材的作假内情,无疑似对那种愿望予以讥讽、嘲笑。
頼みの綱惟一的依靠;
あざわらう[嘲笑う]五他.嘲笑;讥笑;
▼建材大手「ニチアス」の不正は悪質だ。耐火材の性能試験のとき、建材を水に漬けるなどの細工をした。そうして燃えにくくして、性能が劣っているのをごまかして合格していた。これを使ったために国の耐火性能基準を満たせない住宅が、全国で約4万棟にのぼっている
 建材公司巨头「ニチアス」的不正行为其性质恶劣。在耐火材性能试验时,甚至做了将建材浸水的手脚。这样便很难燃烧,从而将性能劣等材蒙混过关。由于使用了这样的材料从而使不能满足国家耐火性能基准的住宅在全国范围内上升到了4万栋。
▼昨年秋には社長も不正を知った。ところが頬被(ほおかむ)りを決め込んで、出荷を続けた。「人と環境を大切にし『断つ・保つ』技術で社会に貢献しています」とホームページにあるが、むなしい空念仏である
去年秋天社长也知道了这种不正行为。但却佯装不知,让出货照常进行。其主页里标称「重视人与环境,以『截断・保持』技術不断对社会作贡献」,看来是念佛样的一套空话。
きめこむ[極込む;決め込む;決込む]五他.1. 断定;认定;(主观)断定;2. 自居;自封;3. 假装;佯装;
▼「木と紙」の家に住む日本人は、火事を恐れてきた。たとえば江戸市中では、強風の日は銭湯も営業をやめたという。〈火の元は夏とて油断をせぬがよし燃え立つ蚊遣(かやり)わけて用心〉。錦絵つきの標語を家々に張っては、細心を尽くしていた。うだつの知恵も、その一つだろう
 其房子是「木和纸」作成的日本人,开始担心起火灾事故了。例如在江戸市中,据说銭湯在大风之日便关闭营业了。〈夏季对火源的管理也勿松懈为妙,燃烧的蚊香,请务必小心〉。家家都贴有这样附上绘画的标语,真是用心良苦。“うだつ”也是其中一个智慧吧。

▼安心を売り物にしつつ、裏でぺろりと舌を出して、生命と財産を軽んじる。そんな企業のうだつが上がることは、金輪際あるまい。 
 一边装着放心的样子,一边又背过身去吐着舌头,这是漠视生命和财产的行为。像这样的企业还能发展壮大,出人头地,那还真的破天荒了。

舌を出・す【舌を出す】別ウィンドウで表示
陰で人をばかにしたり、あざけり笑ったりする。また、そういうときの動作。「笑顔の裏で―・す」 恥ずかしさなどをごまかす動作。

ぺろりと[ぺろりと]吐舌头;舔;很快地吃完;一转眼吃光
金輪際[こんりんざい]副.无论如何;断然;(原系佛语)(下接否定)无论如何;
(下接否定)无论如何;

posted on 2007-11-01 15:24 楚亜&飒 阅读(42) 评论(0)  编辑  收藏 所属分类: 天声人語--精读 网摘收藏

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该文被作者在 2007-11-01 15:33 编辑过