焦げ茶色の鉛筆に、時代を映す標語が刻んである。「何んでも大切いくさの資源」。1945年3月10日の東京大空襲などを記録し、伝えてきた「東京大空襲・戦災資料センター」(東京都江東区)が今月、新装開館した。国民学校の教育といった戦時下の庶民の暮らしぶりや、それを破壊した空襲の実相が展示されている。
/深褐色的铅笔上镌刻着反映时代的口号:“爱惜一切战争资源”。记录和展示1945年3月10日东京大空袭等历史的“东京大空袭·战灾资料中心”(东京都江东区)重新装修后,于本月开放了。它展示了“国民学校”教育时期——战争时期百姓的生活状况和破坏这一切的空袭的真实情况。
★こくみん‐がっこう【国民学校】1941年に小学校を改めて成立した初等教育機関。初等科6年・高等科2年。戦時体制への即応と皇国民の基礎的錬成を目的とした。47年その初等科は再び小学校となった。戦中期の初等教育機関の名称。現在の小学校・中学校の一部にあたる。昭和16年の国民学校令により、尋常小学校(修業年限6年)を国民学校初等科、高等小学校(修業年限2年)を国民学校高等科に改称して成立。昭和22年の学校教育法により、国民学校初等科は現在の小学校、国民学校高等科は現在の中学校(の一部)となる。
東京大空襲では、一夜で約10万人の命が奪われたとされる。昨日、その被災者や遺族が、国に損害賠償と謝罪を求める集団訴訟を東京地裁に起こした。国家補償が整備された旧軍人・軍属と、一般被災者との格差が問い直される。
/据记载,东京大空袭中一夜间大约10万人失去了生命。昨天,战争受害者和遗属向东京地方法院提起集体诉讼,要求国家赔偿损失和谢罪。国家补偿措施完备的老军人、军人家属与普通受害者的待遇差别再次受到质疑。
原告側は、旧日本軍による中国・重慶への大爆撃などが米軍の作戦に影響を与えた点についても責任を問う考えだという。「戦災資料センター」の館長で作家の早乙女勝元さんが編んだ『母と子でみる 重慶からの手紙』(草の根出版会)も、日本の侵略や重慶爆撃が先にあり、その結果として東京大空襲があったと述べる。
/据说原告方还想就原日军对中国重庆实施轰炸给美军作战造成影响事宜追究责任。“战灾资料中心”馆长、作家早乙胜元编写的《母子一起看 来自重庆的信》(草根出版社)中也写道,日本的侵略和轰炸重庆在先,后来就发生了东京大空袭。
もちろんそれは、東京大空襲が仕方がなかったなどということではない。米軍による民間人への無差別爆撃を問うのと同じように、日本による民間人への爆撃を肝に銘じ、省みることの大切さを指摘している。
/当然,它并不是说东京大空袭是无可奈何的事。它指出有必要铭记和反省日本对普通百姓进行的轰炸,如同社会谴责美军对普通百姓实施的无差别轰炸一样。
空襲を受けた記憶を持つ国や街は、日本や中国に限らない。ドイツのドレスデンやスペインのゲルニカの惨事が知られ、戦後もベトナムやアフガニスタンなどがあり、イラクでも多くが犠牲になった。
/留下遭受空袭记忆的国家和城市不仅日本和中国。德国德累斯顿和西班牙格尔尼卡的大空袭制造的悲惨世界世人皆知,战后在越南和阿富汗也发生过,在伊拉克也造成许多人送命。
3月10日。それは、そうしたあらゆる国と街の記憶をつなぎ、未来に伝えることを胸に刻む日でもある。
/3月10日。这一天也是维系着上述国家和城市的记忆,铭记心中,永世不忘的日子。
posted on 2007-03-10 15:02
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