2008-04-01 天声人語 磨洋工的政治

 

5年前のきょう、東京新聞が〈東京湾で大油田発見〉と報じた。同紙恒例の冗談記事の中でも「傑作の誉れが高い」と『世界のエイプリルフール・ジョーク集』(鈴木拓也、中公新書ラクレ)が紹介している。大油田が本物なら、そろそろ安い国産ガソリンが出回る時分だろうか

五年前的今天,京新闻报道了在京湾发现了大油田的新被收入‘世界愚人玩笑集’并在同版来的搞笑版面中被称‘杰作’。如果真的发现了油田的,那不是到都可很便宜的国汽油了

 

でまわ・る【出回る】(動ラ五[四])

その商品が市場に行き渡り、あちこちで見られるようになる。

暫定税率の期限切れで、ガソリンの税金が本日から1リットル25円下がる。ただし、5月には元に戻るかもしれないという。例年ならそのまま四月馬鹿で通用するほどの、へんてこな話である

由于定的税率到期,汽油税金从今天升会下25日元。但是据5月份回原价。如果是往年的,一定会被当作是四月愚人的笑而被广泛道。

へんてこ(名・形動)

普通とは違って、変なさま。奇妙なさま。また、そのようなものや人。へんちき。

今この話題で「馬鹿」をやろうと思えば、〈政府は財政の穴を埋めるため、飲食店に1品25円の揚げ物税を課す方針を固めた。メタボ対策も期待する〉ぐらいのでたらめが必要だ。お粗末な政治が冗談を実話にし、ホラ話の作り手を泣かす

如果在的话题人的,那么还应该似‘政府了填上政的漏洞,会食品店的份油炸商品收取25元的税金。但同也期待着更松的策。’的谎话吧。把如此造的政策笑当作是事,善于吹牛的人恐怕也是哭笑不得吧。

 

メタボ腹【メタボばら】俗に,太ってたるんだお腹のこと。

でたらめ 0 【出▼鱈目】(名・形動)[]ナリ

〔「出鱈目」は当て字。「め」はさいころの「目」で、「出たら出たその目」の意〕筋の通らないことやいい加減なことを言ったりしたりする・こと(さま)。また、そのような言葉。

江戸の昔、灯火に使う菜種油は必需品で、油に絡む混乱は官民が恐れた。かの大岡越前も油価の安定に気を使い、油問屋たちの価格つり上げを罰したと伝えられる

户时代,照明使用的菜籽油曾是生活的必需品,因牵涉到油而引起的混乱造成了政府和百姓的极大恐慌。大岡越前了保油价的定,布了如果油站老板随意抬高价格的就会严惩的政策。

絡む

日常生活に深くかかわる品の値段が乱高下しては、世情は定まらない。値上げづくしの春、ガソリン値下げはありがたく、干天の「慈油」には違いない。とはいえ、ひと月限りの慈雨では客も店も、自治体も混乱するばかりだ。ぬか喜びはすまい

与日常生活息息相的物品如果价格上生大幅度的波,必定会致社会的不定。在物价迅个春天,汽油能降价在是很得,可是天干逢甘露。但是话虽如此,只有一个月的甘露,者也好,商店也好,自治体来只会得更加混乱,空喜。

 

乱高下[らんこうげ] -大幅度波;暴跌

 

江戸の髪油売りは、客のご婦人たちと雑談しながら商いをした。転じて、仕事の時間を浪費することを「油を売る」と言う。永田町で油を売り合った「政治のツケ」(福田首相)が「さまよえる25円」だ。油田でも見つからない限り、この国の誰かが被(かぶ)ることになる。

户卖发油的老板,一买发油的人聊天一做生意。如今把浪工作时间油(偷懒)”。在永田街油(偷懒)的‘政治帐单’(福田首相)就是“迷惘的25元”。只要没有发现油田,个国家的某个人?

 

油を売る
〔江戸時代、髪油を売る者が婦女を相手に長話をしながら商売をしたことから。また、油売りが油を器に移すのに時間がかかったからとも〕仕事の途中で怠ける。むだ話をして時間を浪費する。

さまよえる【さ迷える/〈彷徨〉える】(連語)

〔「る」は、助動詞「り」の連体形〕あてもなくさまよっている。

 

posted @ 2008-04-01 15:16 dolphin 阅读(39) 评论(1)  编辑  收藏 网摘收藏

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#1楼 [楼主]2008-04-01 15:29 | dolphin
▼5年前のきょう、東京新聞が〈東京湾で大油田発見〉と報じた。同紙恒例の冗談記事の中でも「傑作の誉れが高い」と『世界のエイプリルフール・ジョーク集』(鈴木拓也、中公新書ラクレ)が紹介している。大油田が本物なら、そろそろ安い国産ガソリンが出回る時分だろうか

5年前的今天,《东京新闻》刊登了一篇名为“东京湾发现大油田”的报道。《世界愚人节笑话集》(铃木拓也,中公新书生活)将它收录其中,并介绍说,此报道在《东京新闻》历来的搞笑报道中“呼声最高”。要是大油田真的存在,那廉价的国产石油也该问世了吧。

▼暫定税率の期限切れで、ガソリンの税金が本日から1リットル25円下がる。ただし、5月には元に戻るかもしれないという。例年ならそのまま四月馬鹿で通用するほどの、へんてこな話である

实行暂定税率的期限到了,从今天开始,每升汽油的税金下降了25日元。但是,据说到了五月份还要涨回来。如果是在往年,这充其量就是一句愚人节才有的无稽之谈,不会有人在意的。

▼今この話題で「馬鹿」をやろうと思えば、〈政府は財政の穴を埋めるため、飲食店に1品25円の揚げ物税を課す方針を固めた。メタボ対策も期待する〉ぐらいのでたらめが必要だ。お粗末な政治が冗談を実話にし、ホラ話の作り手を泣かす

今天,如果想让听到上述话题的人上当,那么就需要有人制造些诸如:“为了填补财政亏空,政府坚决施行将餐饮店每一款食品的税收调高25日元的方针。并以期此举会对预防糖尿病做出贡献。”等完全胡说八道的消息。玩忽职守的政治,将笑谈变为了事实,令制造爆炸性新闻的人欲哭无泪。

▼江戸の昔、灯火に使う菜種油は必需品で、油に絡む混乱は官民が恐れた。かの大岡越前も油価の安定に気を使い、油問屋たちの価格つり上げを罰したと伝えられる

在古代的江户,用于点灯的菜子油是生活必需品。当时,油价上涨而导致的菜子油涨价使得政府及民众都很害怕。相传江户的大岡越前(官名)也很重视油价的稳定,对于哄抬油价的代理店给予了惩罚。

▼日常生活に深くかかわる品の値段が乱高下しては、世情は定まらない。値上げづくしの春、ガソリン値下げはありがたく、干天の「慈油」には違いない。とはいえ、ひと月限りの慈雨では客も店も、自治体も混乱するばかりだ。ぬか喜びはすまい

与日常生活息息相关的东西价格暴涨暴跌,社会也会不稳定。在这个什么东西都涨价的春天,汽油价格下降无疑如同久旱的喜雨一般可贵,可称得上是“喜油”了。但如果只是为期一个月的话,只会造成顾客、店家、以及自治团体的混乱。它不过是让人空欢喜一场罢了。

▼江戸の髪油売りは、客のご婦人たちと雑談しながら商いをした。転じて、仕事の時間を浪費することを「油を売る」と言う。永田町で油を売り合った「政治のツケ」(福田首相)が「さまよえる25円」だ。油田でも見つからない限り、この国の誰かが被(かぶ)ることになる。

江户时代,卖头油的人会一边和来买头油的妇女们聊天,一边做成买卖。到了今天,人们将浪费工作时间称为“卖油”。在永田街“卖油”的福田首相,“政治帐单”上的金额是“在25日元上下徘徊”。只要找不到油田,国内就总要有人为这张帐单来埋单。

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