きのうはまだ、ほんの少し早すぎた。あしたになれば、わずかだけれど、もう遅い。まさに今日。そんな盛りの一日が、桜にはあるようだ。この週末、街に野に、絶頂の一日を迎えた桜木も多いことだろう
昨天的话有一点点太早,但如果是明天,虽然会有一点,但已经迟了。正正好好便是今天,樱花盛开的一天。这个周末,街头,野外,迎接这顶峰的一天樱花木也一定很多吧。
▼淡い色がこの国を染め上げる季節、「桜男」と呼ばれた人の生涯を追う展示が、兵庫県西宮市の白鹿記念酒造博物館で開かれている。水上勉の小説『櫻守(さくらもり)』のモデルにもなった笹部新太郎である。私財をなげうって桜の演習林をつくり、何十万本も育てては各地に植えた
在这个国家被淡淡的颜色浸染了的季节,兵库县西宫市的白鹿记念造酒博物馆举办了一个名为“樱男”的展览,以水上勉的小说“樱守”中的主角笹部新太郎为主角,记录了樱男的一生。用自己的钱财搭建了樱花的演习林,在全国各地也种植也数十万棵的樱花树。
▼明治半ばに大阪の地主の家に生まれた。東大法学部を出たが、思い切りよくエリートコースを捨てる。組織に属さず、桜を知りつくした園丁として一生を終えた。現場主義に徹し、名高い植物学者に「暗闇で土を握っただけで良否がわかるか」と啖呵(たんか)を切った逸話を残した
笹部是明治中期出生在大板的一个地主家庭。从东大法学部毕业后,毅然的放弃了热门专业,不隶属于任何组织,而作为一名熟知樱花的园丁而终其一生。笹部奉行现实主义,并且有一段关于他的有趣逸事,他对名望很高的植物学者说‘在黑暗中,只要握着泥土就知道它的好坏’。
啖呵 -口齿锋利
▼その「桜男」の嘆いたのが、人の移り気である。花の盛りは愛(め)でてやまないのに、散れば忘れてしまう。じゃまになれば切ってしまう。「受け身一方の植物は、かえす怨(うら)みの言葉も持ち合わせない」と哀れんだ
‘樱花男’一直感叹的是人的变心。虽然很爱很爱盛开的鲜花,但是一旦花落了,就什么都忘记了。如果觉得碍事,还会剪掉它们。‘但是做为只是默默接受的植物来说,却没有任何的怨言’。
▼暖地ではもう、盛りをすぎて落花しきりの木もあろう。〈桜の花びらが あんなに/思いきって散れるのは/思いもよらないほど/遠い時間にまで/根が届いているからにちがいない……〉(「さくら」笠間由紀子)
在那些气候偏明的地区,已经过了盛开期,有些花已经落了吧。〈桜花瓣如此/彻底的散去/思念也无法靠近/直到很久以后/一定是因为根与其相通……〉(「さくら」笠間由紀子)
▼遠くから降るような落花は、物言わぬ木々から人への、ひそやかな言葉のようでもある。耳を澄ませて、春の一期一会を楽しもうか。「桜男」にしかられぬよう、麗姿をしっかり、記憶に焼きつけながら。
好象从很远处落下的花瓣,好象是不说话的樱花树在向人们传递着什么静谧私语。让我们仔细聆听,尽情的享受这难得的每年春天仅有的一次相会吧。不再让樱花男有任何埋怨,将这美丽的景相,牢牢的印在记忆中。
posted on 2008-04-06 10:42
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