数年前、米国で18歳から24歳の地理知識を調べた人たちは驚いた。3人に1人が、約2億9千万人(当時)の自国の人口を「10億人から20億人」と答えたからだ。「米国が世界の中心だという思いこみが錯覚(さっかく)を与えているのでは」と調査の責任者は憂え(うれう)ていた▼
数前年,在美国对18岁至24岁的人进行地理知识调查的人们大吃一惊。大约每三个人中就会有一个人回答说自己的国家的人口在10亿至20亿人,但实际上当时仅有2亿9千人左右。调查负责人担忧地说:‘大概是因为这些人错误的坚信美国是世界的中心的缘故’。
思いこみの背景には、世界一の軍隊や経済があろう。もう一つ、英語の影響も大きいようだ。何しろ、自分たちの言葉を世界中が学んで、話している。その席巻(せっけん)ぶりに「勘違い」をする者がいても、不思議はない▼
之所以会如此坚信,因为美国世界第一的军队和经济以外,还有英语的影响也很大吧。不管怎么样,世界范围内都在学习自己所说的语言,对这种席卷世界的氛围有所错觉也并不奇怪。
思い込む:(1)そうだと固く信じる。「本当だと―・む」
(2)必ずやり遂げると固く決心する。「―・んだら命がけ」
英語の渦(うず)は、グローバル化でますます巨大化している。その奔流(ほんりゅう)に、日本の小学生も乗ることになった。学習指導要領が改められ、5、6年生への授業が始まる。それでもまだ遅いと、政府の教育再生懇談会が先日、3年生からの必修を提言した▼
学习英语的漩涡,全球化的影响越来越大。而日本的小学生也被卷入了这股潮流之中。据说从现在开始学习指导大纲发生了改变,小学五六年级开始就要学习英语课程。即使如此,政府的教育再生恳谈会也认为太晚,提议从三年级就开始实施。
いざ海外で、日本人は英語の不如意(ふにょい)に悩まされがちだ。中国も韓国も他のアジア諸国も、英語教育に力を入れている。立ち遅れれば、経済などの国際競争で敗れかねない。そうした不安が提言の裏にはあるようだ▼
即使在国外,日本人也很容易因为英语不好而烦恼。中国,韩国和其它亚洲国家都已经在英语教育方面投入了大量的精力。如果日本起步晚了,那么就很容易在国际竞争中落败。据说这也是提议背后所担心的问题。
いざ:(1)人を誘ったり、張り切って事を始めようとする時に発する語。さあ。どれ。「―、出発」→いざや
(2)さて改まって。「―自分でするとなると難しいものだ」「―となれば」
不如意(ふにょい):(1)経済状態が苦しいこと。やり繰りがつかないこと。また、そのさま。「手元―」「さらぬだに―なる、活計(くらし)が/当世書生気質(逍遥)」
(2)思いどおりにならない・こと(さま)。不便。「まま父にあひて、いかほどの―をか凌ぐべき/どちりなきりしたん」
懇談会メンバーの英語力は知らない。だが「もっと早くから接していれば」という自らの悔いを、背景に見るのはうがちすぎか。もっとも専門家によれば、「それで自然に話せるようになる」と思うなら、甘い幻想(げんそう)らしい▼
并不了解恳谈会成员的英语能力,但是却可以看到提议者们‘如果更早一点开始接触的话’这样自身的懊悔。但是如果想象专家所说的那样“由此就可以学会自然表达”,似乎也只是美好的愿望而已。
穿ちすぎ(うがちすぎ):物事の真相や人情の機微のとらえ方が深入りしすぎて、かえって本質から遠ざかること。「それは少し―だ」
いまや、英語を話す人はざっと15億という。世界の公用語になった感も強い。とはいえ貴重な授業を英語に割くか、国語を重視すべきかは、意見が割れていると聞く。二兎(にと)を追って双方とも逃がすことのないよう、お願いしたい。
现在说英语的人大约有15亿左右,几乎可以说英语成为了世界通用的公共语言。尽管如此,把宝贵的上课时间划分给英语好,还是应该重视国语好,仍然有着意见上的分歧。希望不会最后出现一无所获的结果才好。
ざっと:(1)おおまかに物事を行うさま。大ざっぱなさま。あらあら。「―目を通す」「―掃除をする」
(2)ほぼ。大体。「駅まで―一キロある」「手並みは―こんなもんだ」
(3)風や雨が急に勢いよく吹いたり降ったりするさま。「時々―降つて行く気勢(けはい)も聞取られる/田舎教師(花袋)」
(4)勢いよく動作するさま。「―引きにけり/義経記 4」
posted @ 2008-05-30 14:00
dolphin 阅读(21)
评论(0) 编辑 收藏 网摘收藏