随笔- 200  文章- 288  评论- 1800 

男が取り押さえられ横たわる道端(みちばた)の看板に「激安商品大量展示」とあった。近くのビルの劇場では、女性アイドルグループが公演中だった。日本の消費経済とオタク文化を象徴(しょうちょう)する街「AKIBA」での惨劇である

▼日曜日の昼、東京秋葉原(あきはばら)襲った殺傷(さっしょう)事件。のんびりと始まった電気街の歩行者(ほこうしゃ)天国で、7人が亡くなり、10人が重軽傷(じゅうけいしょう)を負った。逮捕された男(25)は「人を殺すために秋葉原に来た」と語ったそうだ。魔が差した、のではないらしい

魔が差す
悪魔が心に入りこんだように、ふとふだんでは考えられないような悪念を起す。

▼まじめで無口という派遣(はけん)工員(こういん)の中で、何が爆発(ばくはつ)したのか。静岡(しずおか)県内でトラックを借り、ナイフを携えて(たずさえる)東名(とうめい)高速に乗る。「無差別計画殺人」の暴走(ぼうそう)に、停車(ていしゃ)Uターンはなかった

▼男は3日前から、携帯サイトで犯行をにおわせて(におわせる)いた。当日には秋葉原と予告し、行動や心境(しんきょう)を約30回書き込んでいる。「人がたくさんいる」と選ばれた街の、その日その刻。南北(なんぼく)にゆったり流れる人波を、西から東へと殺意が切り裂いた(きりさく)。両者が交わる(まじわる)四つ角(よつかど)に、犠牲者(ぎせいしゃ)居合わせた(いあわせる)

▼男は「世の中が嫌になった」「生活に疲れた」と漏らした(もらす)という。このご時世(じせい)、仕事の悩みや日々の暮らし押しつぶされそうな人は、いくらもいる。目をこらしても【凝らす】、そこから17人殺傷に至る線が見えない

▼「誰でもよかった」とうそぶく【嘯く】者は、どの「誰」にも懸命な人生があり、大切な人がいることに思いが及ばない。それでいて、身勝手
(みがって)な「計画」を冷めた(さめる)文字(もじ)列(れつ)誇示(こじ)し、実行に移す。他者への鈍感(どんかん)と、自己愛(じこあい)との途方もない落差に、ただ慄然(りつぜん)とする。

途方もない((道理に合わぬ)) 2((とてつもない))


posted on 2008-06-10 20:33 hjtutu 阅读(37) 评论(0)  编辑  收藏 所属分类: 【天声人语】 网摘收藏

标题  
姓名  
主页
EMail (只有博主才能看到)
验证码 *
内容(提交失败后,可以通过“恢复上次提交”恢复刚刚提交的内容)  
  登录    新用户注册  返回页首  恢复上次提交      
[使用Ctrl+Enter键可以直接提交]