よだかの星 
                                                              宮沢賢治

   よだかは、実にみにくい鳥です。
 顔は、ところどころ、味噌(みそ)をつけたようにまだらで、くちばしは、ひらたくて、耳までさけています。
 足は、まるでよぼよぼで、一間(いっけん)とも歩けません。
 ほかの鳥は、もう、よだかの顔を見ただけでも、いやになってしまうという工合(ぐあい)でした。
 たとえば、ひばりも、あまり美しい鳥ではありませんが、よだかよりは、ずっと上だと思っていましたので、夕方など、よだかにあうと、さもさもいやそうに、しんねりと目をつぶりながら、首をそっ方(ぽ)へ向けるのでした。もっとちいさなおしゃべりの鳥などは、いつでもよだかのまっこうから悪口をしました。
「ヘン。又(また)出て来たね。まあ、あのざまをごらん。ほんとうに、鳥の仲間のつらよごしだよ。」
「ね、まあ、あのくちのおおきいことさ。きっと、かえるの親類か何かなんだよ。」
 こんな調子です。おお、よだかでないただのたかならば、こんな生(なま)はんかのちいさい鳥は、もう名前を聞いただけでも、ぶるぶるふるえて、顔色を変えて、からだをちぢめて、木の葉のかげにでもかくれたでしょう。ところが夜だかは、ほんとうは鷹(たか)の兄弟でも親類でもありませんでした。かえって、よだかは、あの美しいかわせみや、鳥の中の宝石のような蜂(はち)すずめの兄さんでした。蜂すずめは花の蜜(みつ)をたべ、かわせみはお魚を食べ、夜だかは羽虫をとってたべるのでした。それによだかには、するどい爪(つめ)もするどいくちばしもありませんでしたから、どんなに弱い鳥でも、よだかをこわがる筈(はず)はなかったのです。
 それなら、たかという名のついたことは不思議なようですが、これは、一つはよだかのはねが無暗(むやみ)に強くて、風を切って翔(か)けるときなどは、まるで鷹のように見えたことと、も一つはなきごえがするどくて、やはりどこか鷹に似ていた為(ため)です。もちろん、鷹は、これをひじょうに気にかけて、いやがっていました。それですから、よだかの顔さえ見ると、肩(かた)をいからせて、早く名前をあらためろ、名前をあらためろと、いうのでした。
 ある夕方、とうとう、鷹がよだかのうちへやって参りました。
「おい。居るかい。まだお前は名前をかえないのか。ずいぶんお前も恥(はじ)知らずだな。お前とおれでは、よっぽど人格がちがうんだよ。たとえばおれは、青いそらをどこまででも飛んで行く。おまえは、曇(くも)ってうすぐらい日か、夜でなくちゃ、出て来ない。それから、おれのくちばしやつめを見ろ。そして、よくお前のとくらべて見るがいい。」
「鷹さん。それはあんまり無理です。私の名前は私が勝手につけたのではありません。神さまから下さったのです。」
「いいや。おれの名なら、神さまから貰(もら)ったのだと云(い)ってもよかろうが、お前のは、云わば、おれと夜と、両方から借りてあるんだ。さあ返せ。」
「鷹さん。それは無理です。」
「無理じゃない。おれがいい名を教えてやろう。市蔵(いちぞう)というんだ。市蔵とな。いい名だろう。そこで、名前を変えるには、改名の披露(ひろう)というものをしないといけない。いいか。それはな、首へ市蔵と書いたふだをぶらさげて、私は以来市蔵と申しますと、口上(こうじょう)を云って、みんなの所をおじぎしてまわるのだ。」
「そんなことはとても出来ません。」
「いいや。出来る。そうしろ。もしあさっての朝までに、お前がそうしなかったら、もうすぐ、つかみ殺すぞ。つかみ殺してしまうから、そう思え。おれはあさっての朝早く、鳥のうちを一軒(けん)ずつまわって、お前が来たかどうかを聞いてあるく。一軒でも来なかったという家があったら、もう貴様もその時がおしまいだぞ。」
「だってそれはあんまり無理じゃありませんか。そんなことをする位なら、私はもう死んだ方がましです。今すぐ殺して下さい。」
「まあ、よく、あとで考えてごらん。市蔵なんてそんなにわるい名じゃないよ。」鷹は大きなはねを一杯(いっぱい)にひろげて、自分の巣(す)の方へ飛んで帰って行きました。
 よだかは、じっと目をつぶって考えました。
(一たい僕(ぼく)は、なぜこうみんなにいやがられるのだろう。僕の顔は、味噌をつけたようで、口は裂(さ)けてるからなあ。それだって、僕は今まで、なんにも悪いことをしたことがない。赤ん坊(ぼう)のめじろが巣から落ちていたときは、助けて巣へ連れて行ってやった。そしたらめじろは、赤ん坊をまるでぬす人からでもとりかえすように僕からひきはなしたんだなあ。それからひどく僕を笑ったっけ。それにああ、今度は市蔵だなんて、首へふだをかけるなんて、つらいはなしだなあ。)
 あたりは、もううすくらくなっていました。夜だかは巣から飛び出しました。雲が意地悪く光って、低くたれています。夜だかはまるで雲とすれすれになって、音なく空を飛びまわりました。
 それからにわかによだかは口を大きくひらいて、はねをまっすぐに張って、まるで矢のようにそらをよこぎりました。小さな羽虫が幾匹(いくひき)も幾匹もその咽喉(のど)にはいりました。
 からだがつちにつくかつかないうちに、よだかはひらりとまたそらへはねあがりました。もう雲は鼠色(ねずみいろ)になり、向うの山には山焼けの火がまっ赤です。
 夜だかが思い切って飛ぶときは、そらがまるで二つに切れたように思われます。一疋(ぴき)の甲虫(かぶとむし)が、夜だかの咽喉にはいって、ひどくもがきました。よだかはすぐそれを呑(の)みこみましたが、その時何だかせなかがぞっとしたように思いました。
 雲はもうまっくろく、東の方だけ山やけの火が赤くうつって、恐(おそ)ろしいようです。よだかはむねがつかえたように思いながら、又そらへのぼりました。
 また一疋の甲虫が、夜だかののどに、はいりました。そしてまるでよだかの咽喉をひっかいてばたばたしました。よだかはそれを無理にのみこんでしまいましたが、その時、急に胸がどきっとして、夜だかは大声をあげて泣き出しました。泣きながらぐるぐるぐるぐる空をめぐったのです。
(ああ、かぶとむしや、たくさんの羽虫が、毎晩僕に殺される。そしてそのただ一つの僕がこんどは鷹に殺される。それがこんなにつらいのだ。ああ、つらい、つらい。僕はもう虫をたべないで餓(う)えて死のう。いやその前にもう鷹が僕を殺すだろう。いや、その前に、僕は遠くの遠くの空の向うに行ってしまおう。)
 山焼けの火は、だんだん水のように流れてひろがり、雲も赤く燃えているようです。
 よだかはまっすぐに、弟の川せみの所へ飛んで行きました。きれいな川せみも、丁度起きて遠くの山火事を見ていた所でした。そしてよだかの降りて来たのを見て云いました。
「兄さん。今晩は。何か急のご用ですか。」
「いいや、僕は今度遠い所へ行くからね、その前一寸(ちょっと)お前に遭(あ)いに来たよ。」
「兄さん。行っちゃいけませんよ。蜂雀(はちすずめ)もあんな遠くにいるんですし、僕ひとりぼっちになってしまうじゃありませんか。」
「それはね。どうも仕方ないのだ。もう今日は何も云わないで呉(く)れ。そしてお前もね、どうしてもとらなければならない時のほかはいたずらにお魚を取ったりしないようにして呉れ。ね、さよなら。」
「兄さん。どうしたんです。まあもう一寸お待ちなさい。」
「いや、いつまで居てもおんなじだ。はちすずめへ、あとでよろしく云ってやって呉れ。さよなら。もうあわないよ。さよなら。」
 よだかは泣きながら自分のお家(うち)へ帰って参りました。みじかい夏の夜はもうあけかかっていました。
 羊歯(しだ)の葉は、よあけの霧(きり)を吸って、青くつめたくゆれました。よだかは高くきしきしきしと鳴きました。そして巣の中をきちんとかたづけ、きれいにからだ中のはねや毛をそろえて、また巣から飛び出しました。
 霧がはれて、お日さまが丁度東からのぼりました。夜だかはぐらぐらするほどまぶしいのをこらえて、矢のように、そっちへ飛んで行きました。
「お日さん、お日さん。どうぞ私をあなたの所へ連れてって下さい。灼(や)けて死んでもかまいません。私のようなみにくいからだでも灼けるときには小さなひかりを出すでしょう。どうか私を連れてって下さい。」
 行っても行っても、お日さまは近くなりませんでした。かえってだんだん小さく遠くなりながらお日さまが云いました。
「お前はよだかだな。なるほど、ずいぶんつらかろう。今度そらを飛んで、星にそうたのんでごらん。お前はひるの鳥ではないのだからな。」
 夜だかはおじぎを一つしたと思いましたが、急にぐらぐらしてとうとう野原の草の上に落ちてしまいました。そしてまるで夢(ゆめ)を見ているようでした。からだがずうっと赤や黄の星のあいだをのぼって行ったり、どこまでも風に飛ばされたり、又鷹が来てからだをつかんだりしたようでした。
 つめたいものがにわかに顔に落ちました。よだかは眼(め)をひらきました。一本の若いすすきの葉から露(つゆ)がしたたったのでした。もうすっかり夜になって、空は青ぐろく、一面の星がまたたいていました。よだかはそらへ飛びあがりました。今夜も山やけの火はまっかです。よだかはその火のかすかな照りと、つめたいほしあかりの中をとびめぐりました。それからもう一ぺん飛びめぐりました。そして思い切って西のそらのあの美しいオリオンの星の方に、まっすぐに飛びながら叫(さけ)びました。
「お星さん。西の青じろいお星さん。どうか私をあなたのところへ連れてって下さい。灼けて死んでもかまいません。」
 オリオンは勇ましい歌をつづけながらよだかなどはてんで相手にしませんでした。よだかは泣きそうになって、よろよろと落ちて、それからやっとふみとまって、もう一ぺんとびめぐりました。それから、南の大犬座の方へまっすぐに飛びながら叫びました。
「お星さん。南の青いお星さん。どうか私をあなたの所へつれてって下さい。やけて死んでもかまいません。」
 大犬は青や紫(むらさき)や黄やうつくしくせわしくまたたきながら云いました。
「馬鹿を云うな。おまえなんか一体どんなものだい。たかが鳥じゃないか。おまえのはねでここまで来るには、億年兆年億兆年だ。」そしてまた別の方を向きました。
 よだかはがっかりして、よろよろ落ちて、それから又二へん飛びめぐりました。それから又思い切って北の大熊星(おおぐまぼし)の方へまっすぐに飛びながら叫びました。
「北の青いお星さま、あなたの所へどうか私を連れてって下さい。」
 大熊星はしずかに云いました。
「余計なことを考えるものではない。少し頭をひやして来なさい。そう云うときは、氷山の浮(う)いている海の中へ飛び込(こ)むか、近くに海がなかったら、氷をうかべたコップの水の中へ飛び込むのが一等だ。」
 よだかはがっかりして、よろよろ落ちて、それから又、四へんそらをめぐりました。そしてもう一度、東から今のぼった天(あま)の川(がわ)の向う岸の鷲(わし)の星に叫びました。
「東の白いお星さま、どうか私をあなたの所へ連れてって下さい。やけて死んでもかまいません。」
 鷲は大風(おおふう)に云いました。
「いいや、とてもとても、話にも何にもならん。星になるには、それ相応の身分でなくちゃいかん。又よほど金もいるのだ。」
 よだかはもうすっかり力を落してしまって、はねを閉じて、地に落ちて行きました。そしてもう一尺で地面にその弱い足がつくというとき、よだかは俄(にわ)かにのろしのようにそらへとびあがりました。そらのなかほどへ来て、よだかはまるで鷲が熊を襲(おそ)うときするように、ぶるっとからだをゆすって毛をさかだてました。
 それからキシキシキシキシキシッと高く高く叫びました。その声はまるで鷹でした。野原や林にねむっていたほかのとりは、みんな目をさまして、ぶるぶるふるえながら、いぶかしそうにほしぞらを見あげました。
 夜だかは、どこまでも、どこまでも、まっすぐに空へのぼって行きました。もう山焼けの火はたばこの吸殻(すいがら)のくらいにしか見えません。よだかはのぼってのぼって行きました。
 寒さにいきはむねに白く凍(こお)りました。空気がうすくなった為に、はねをそれはそれはせわしくうごかさなければなりませんでした。
 それだのに、ほしの大きさは、さっきと少しも変りません。つくいきはふいごのようです。寒さや霜(しも)がまるで剣のようによだかを刺(さ)しました。よだかははねがすっかりしびれてしまいました。そしてなみだぐんだ目をあげてもう一ぺんそらを見ました。そうです。これがよだかの最後でした。もうよだかは落ちているのか、のぼっているのか、さかさになっているのか、上を向いているのかも、わかりませんでした。ただこころもちはやすらかに、その血のついた大きなくちばしは、横にまがっては居ましたが、たしかに少しわらって居(お)りました。
 それからしばらくたってよだかははっきりまなこをひらきました。そして自分のからだがいま燐(りん)の火のような青い美しい光になって、しずかに燃えているのを見ました。
 すぐとなりは、カシオピア座でした。天の川の青じろいひかりが、すぐうしろになっていました。
 そしてよだかの星は燃えつづけました。いつまでもいつまでも燃えつづけました。
 今でもまだ燃えています。



夜鹰是一种长得很丑的鸟。 
      它的脸像被抹上豆酱,有一块块斑点,嘴巴扁扁的,一直裂到耳根下。
      走起路来摇摇晃晃,连两公尺远都走不到。 
      其它的鸟,只要看到夜鹰一眼,便会感到不快。 
      例如麻雀,麻雀虽说长得也不漂亮,但它自己却自认比夜鹰漂亮多了。每逢傍晚,麻雀只要一碰到夜鹰,就会感到厌烦,甚至懒得开口,只不屑地闭上眼睛,把头扭向一边。也有更小更饶舌的鸟,干脆当着夜鹰的面骂街:
    “哼﹗又出来了。大家看它长得那个什么样子?真是给我们鸟类丢尽脸了﹗”
   “就是嘛,瞧它那张嘴有多大啊?一定是癞蛤蟆的亲戚什么的。”
     一般就是这样。噢,若夜鹰不是夜鹰而是普通老鹰的话,这些乳臭未干的小家伙,恐怕只要听到“鹰”这个字眼,当下就吓得浑身发抖,面无血色地缩着身子躲到树叶后吧。遗憾的是,夜鹰既不是老鹰的兄弟,也不是老鹰的亲戚。反而是那美丽的翠鸟、以及被誉为鸟中瑰宝之蜂雀的哥哥。蜂雀吃食花蜜,翠鸟吃食鱼;而夜鹰却是捕捉空中会飞的小虫。而且,夜鹰没有锋利的爪也没有锋利的嘴,所以不论再如何娇小软弱的小鸟,都不会惧怕夜鹰。
     那么,它为什么会被冠上“鹰”这个名字呢?这好像有点令人费解。其实原因有二,一是因为夜鹰的翅膀强悍力,当它劈风展翅飞翔时,看起来真像是一只雄纠纠的老鹰。一是因为它的叫声尖锐宏亮,听起来也像是老鹰。当然真正的老鹰对此耿耿于怀,深感不快。因此,每逢遇到夜鹰,总会竖起肩上的羽毛,怒吼道:“赶快给我改名﹗赶快给我改名﹗”
       某天傍晚,老鹰终于闯进夜鹰的家。
      “喂﹗在家吗?你是不是还没有改名?你也真不要脸,你跟我,论品格,就相差那么多。你想想看,我可以在晴朗的天空自由飞翔,而你只能在阴天或夜晚才能出来。还有,你仔细看看我的爪和嘴,再跟你的比比看。”
      “老鹰兄,您就别再为难我了。我的名字不是我自己随便取的,是上天赐给我的呀﹗”

      “不,若是我的名字,那才可以说是上天赐给的。你的名字嘛,只是借用我的“鹰”和“夜”字拼凑成的,所以赶快把我的“鹰”字还给我﹗”
      “老鹰兄,这怎么办得到呢?”
       “当然可以办到啊,我再给你取个名字不就行了,叫“市藏”。懂吗?“ 市藏”。嗯,这名字不错。对了,改名时,别忘了要公布一下。你好好听着,要在自己的脖子上挂着写有“市藏”两字的牌子,嘴里再说明:从今以后我改
名为市藏。而且要每家都去打躬作揖一一拜访。”
       “这我办不到啊。”
      “办得到。也一定要办到。如果到后天早晨你没这样做的话,我便会立刻揪死你。懂吗?我会揪死你。我后天早晨会挨家串户到每只鸟的家去打听,看你有没有真的照办了。只要有一家你没去报到,你就完蛋了。”
       “可是这怎么可能办得到呀﹗要我那样做的话,我不如去死算了。请您现在就处死我吧。”
      “别急,你等下再好好考虑考虑。“市藏”这名字不错嘛﹗”说完,老鹰即展开大翅膀,往自己的家方向飞去。
        夜鹰闭上眼睛仔细思索着。
        为什么我这么惹人嫌呢?我的脸的确像是抹了豆酱,嘴也裂到耳根下。可是我从来都没做过坏事啊。有一次画眉的小宝宝从窝里掉下来,还是我送它回窝的。可是画眉妈妈却像是从盗贼手里抢回宝宝似的,从我手里用力抱走宝宝。而且又嘲笑了我一番。这回,唉,竟要我改名为市藏,又要我在脖子上挂着牌子,这我怎么做得出呢?
        四周已经阴暗下来。夜鹰从窝里飞了出去。云儿低垂在上空,不怀好意地发出亮光。夜鹰几乎紧挨着云儿,无声无息地在空中翱翔。
         然后,夜鹰突然张开大嘴,平直地展开双翅,箭一般划过夜空。无数的小飞虫都被它吞进了喉咙。
夜鹰即将触到地面时,一翻身,又敏捷地弹回到天空。云儿已经变成灰色,对面山上烧荒的火,把四周映照得通红一片。
        当夜鹰尽全力在飞翔时,天空看上去就好像被切成两半似的。一只甲虫闯进了夜鹰的喉咙,拼命地在挣扎着。夜鹰立刻将它吞了下去。吞下时,夜鹰感到后背好像发凉了一下。
         云儿已经变成深黑色,唯有东方上空仍被烧荒的火映照得通红,看起来有点恐怖。夜鹰虽然感到胸口有点不舒服,但仍继续飞向天空。
         又有一只甲虫闯进夜鹰的喉咙。然后,像要撕开夜鹰的喉咙般,叭嗒叭嗒作响。夜鹰勉强将甲虫吞了下去。吞下后,突然感到胸口跳了一下,最后竟放声大哭起来。夜鹰一边哭,一边在空中划着圈圈盘旋着。
          啊——,每天每天晚上都有许多甲虫和其它飞虫被我吞下了。而吞下许多飞虫的我,这回要被老鹰杀掉。想到这件事,我心里好痛苦喔﹗啊﹗好痛苦喔﹗好痛苦喔﹗我再也不吃虫了,我宁愿饿死喔﹗不不,饿死之前,我大概已被
老鹰杀死了。等等,被老鹰杀死之前,我还是先逃到很远很远的太空去吧。
          烧荒的火,像流水一样,逐渐蔓延开来,连浮云好像都在燃烧似的。
          夜鹰笔直地朝翠鸟弟弟那儿飞去。漂亮的翠鸟刚好起来正在欣赏远处的山火。看到夜鹰飞来,就问:
        “哥啊,晚安,你有什么急事吗?”
        “没有,我这回因为要到遥远的地方去,临行前来看看你。”
        “哥啊,你怎么能离开呢?看蜂雀也住得那么远,你要是也走了,不就剩下我孤单一人了吗?”
        “可是啊,实在是没办法啦。今天你就不要再说什么了。还有,以后你捕鱼时,除了不得不填饱肚子时以外,千万别乱抓鱼祸害鱼儿,懂吗?那么,再见了。”
       “哥啊,这又是为什么呢?再待一会儿吧。” 
       “不行啊,再待多久结果也是一样的。你见到蜂雀时,代我向他问好。再见了,我不会再跟你重逢了,再见了。”
         夜鹰哭着飞回自己的窝里。短促的夏夜,这时已泛出鱼肚白了。
         羊齿叶吸饮着黎明的雾气,冷冰冰油绿绿地随风飘荡。夜鹰吱吱叫得很响亮。再把窝里打扫得干干净净,并把身上的翅膀和羽毛梳理得整整齐齐,然后再飞出鸟窝。
          雾散了,太阳正从东方冉冉升起。夜鹰忍受着那会令人昏头转向的光芒,像离弦的箭一般,笔直朝太阳飞去。
        “太阳,太阳,请引领我到您的身边吧。即使烧死了,我也心甘情愿。虽然我长得很丑,但燃烧时总会发出小小的火光吧。求求您让我到您身边吧。”
          夜鹰飞啊飞的,可是却无法挨近太阳,反而离太阳越来越远。逐渐变小的太阳这时开口说话了:
         “你是夜鹰吧﹗看你很难受的样子。夜晚时,你再飞到天空向星星恳求看看吧,因为你不是白天活动的鸟。”
          夜鹰向太阳行个礼,岂知,头还未抬起,就感到一阵目眩,最后掉落在原野的草地上。之后就像是在做梦一样,感到身子一忽儿穿梭在红色与黄色的星际之间,一忽儿又随风飘荡,一忽儿又被老鹰一把抓住似的。
          然后夜鹰感到有个冰冷的东西落在它的脸上。它睁开眼一看,原来是自一株幼嫩芒草叶子掉落下来的露水。四周已是夜晚,天空也变成蓝黑色,满天的星星正在一眨一眨地闪耀着光芒。夜鹰起身,直直飞向高空。今晚,天边仍被烧荒之火映照得通红。夜鹰借着山火的微光和冰清的星光,在夜空飞舞盘旋了一圈。之后又盘旋了一圈。然后再毅然决然地朝着西方上空那颗美丽的猎户星座方向,一边笔直飞去一边大喊:
       “星星啊,西方那个银白色星星啊,请您引领我到您的身边,即使烧死我也心甘情愿。”
        猎户星座只是继续唱着鼓舞人心的歌曲,根本不理夜鹰。夜鹰难过得想哭,无力地摇摇晃晃掉落下来,好不容易才停止掉落,再度飞舞盘旋起来。然后朝着南方那颗猎犬座,一边笔直飞去一边大喊:
     “星星啊,南方那个蓝色的星星啊,请您引领我到您的身边,即使烧死我也心甘情愿。”
      猎犬星座滴溜溜地眨动着它那青色、紫色、黄色的美丽星眼,说:
      “你别傻了,你算什么东西啊?只不过是一只鸟嘛﹗你用你的翅膀要飞到我这儿来,须要亿年、兆年、亿兆年的时间呢﹗”说完,就把脸扭向一边。
       夜鹰泄气得很,又摇摇晃晃掉落下去,然后再飞舞盘旋了两次。最后毅然决然地朝着北方上空的大熊星座方向,一边笔直飞去一边大喊:
     “北方的蓝色星星啊,请您引领我到您的身边。”
       大熊星座静静地回答:
      “你不要异想天开了,还是先去醒醒你的头脑吧﹗遇到这种情况,最好是跳到浮有冰山的大海里。如果附近没有大海,最好的办法是跳到浮有冰块的水杯里吧﹗”
        夜鹰泄气得很,又摇摇晃晃掉落下去,然后再飞舞盘旋了四次。接着再朝刚刚从银河对岸东方升起的天鹰星座大喊:
      “东方的白色星星啊,请您引领我到您的身边吧,即使烧死我我也愿意啊﹗”
       天鹰星座狂妄自大地回答: 
      “不行不行,这怎么行?要成为星星,必须有恰如其分的身份才行。而且还须要有很多钱。”
          夜鹰已经精疲力竭,它收起翅膀,朝着地面掉落下去。在它疲软的双爪离地面只剩三十公分高时,它突然又像烽火般直线冲入云霄。夜鹰冲入夜空后,浑身一抖,将羽毛倒竖起来,看起来就像凶鹫袭击灰熊时那般。

        然后发出高亢响亮的吱吱吱叫声。那声音宛若老鹰。使得栖息在原野和树林中的鸟儿都惊醒过来,浑身颤抖着,睁着诧异的双眼仰望着夜空。
         夜鹰笔直地一直飞向无边无际的天空。往下一看,只见烧荒之火已变得像烟蒂的余烬那般大小。夜鹰仍是继续往上空往上空地飞。
          由于寒冷,夜鹰的呼气在胸前结成冰霜。又由于空气稀薄,夜鹰必须很拼命地拍打着翅膀。
           可是,星星看起来仍跟刚刚一样大小。夜鹰的呼吸变得很急促,好像在拉风箱似的。寒冷和冰霜像无数把利剑,戳穿夜鹰的身子。然后夜鹰的翅膀终于麻木了。它双眼噙着眼泪,再度望了一眼夜空。是的,这正是夜鹰临终时的状
态。它已经没有知觉,完全不知道自己是在掉落,或是在上升,是头朝下,还是头朝上。不过它看起来很安祥的样子,沾着血迹的大嘴巴虽然往旁歪斜着, 但嘴角的确挂着一丝微笑。
         又过了一会儿,夜鹰睁开眼睛时,发现自己的身子像磷火一样,全身放射出美丽的蓝色光辉。原来夜鹰的身子正在静静地燃烧着。 
         夜鹰的近邻,是仙后星座。银河则在它身后发出蓝白色的光芒。

        那以后,夜鹰星座一直在燃烧着。永远永远不停地燃烧着。就连现在,也在燃烧着。

1921年9月