白昼なのに、暗い闇があたりを包み、雷鳴がとどろく。雨が若葉をたたいてしたたり落ちた。昨日、東京都心では、一時嵐の様相となった。この明け方、築地の国立がんセンターで、ひとりの記者が力尽きた。
虽然白天却被黑暗包围,雷声轰鸣。雨水打着新叶滴落。昨天东京市中心,一时起了暴风雨。这个黎明,在四周是水泥墙的国立癌症中心,一个记者耗尽了最后的力量。
身内のことを記すのをお許しいただきたい。「天声人語」の前の筆者だった小池民男さんである。昨春からコラム「時の墓碑銘(エピタフ)」を連載し、食道がんで倒れた後も病床で執筆した。
请原谅我写起了本社的事情。这位记者就是“天声人语”的前执笔者小池民男。去年春天他开始连载专栏[时间的墓志铭],因食道癌而病倒厚仍然在病床上执笔。
以前に見舞った時は、ベッドの上にパソコンを置き「来週あたりはサンテグジュペリにしようかと思う」と言った。「最近は、むしろ前よりいい回もあるようですね」などと軽口をたたくと、言葉をのみこむようにして笑顔を浮かべた。最後の回となった今月3日の「エリック・ホッファー」まで、筆に乱れは無かった。
以前我去探病的时候,他在床头上放着电脑说:“我想下周写圣·德克旭贝”。我开玩笑说,:“最近的几篇比之前的还要好啊”。他明白我的意思笑了起来。直到最后一回今年3月的“ERIC-HOPPER”,他也写的没有差错。
学芸部の記者が長かったが、政治や事件、科学、スポーツなどにも独自のものさしを持っていた。知識が豊かというだけではなく、気のいいところも持ち味の一つだった。
他曾经在学艺部作了很长时间的记者,在政治,事件,科学,运动等方面都有自己独特的见解。他不仅知识丰富,性格温和也是他的一个特点。
寺山修司が好きで、ある年の命日には『われに五月を』の序詞をコラムに引用している。「きらめく季節に/たれがあの帆を歌ったか/つかのまの僕に/過ぎてゆく時よ」。その季節を前にして逝った。享年59歳。つかの間に過ぎた時というほど、短くはない。仕事場以外では、常に傍らに酒とたばこがあった。それなりの修羅も、あったことだろう。
他很喜欢寺山修司,有一年忌日他曾把寺山的《给我们五月》的序词引用进了专栏。“闪耀的季节/谁在歌唱那片帆/霎那间的自我/逝去的时光”。自己在5月来到之前逝去了,享年59岁。他的生命并非象霎那间那样短暂。工作之余,时常烟酒相伴。
コラムに限らず、新聞記者の仕事の一つは、人と時代の営みから「時の肖像」を描くことだ。小池さんは、最後まで力を振り絞って、その姿を追い続けた。
不仅是专栏,报社记者的工作之一是将人和时代的事情描绘成“时间的肖像”。小池在生命的最后时刻仍全力的去追逐那个身影。
posted on 2006-04-27 20:01
kentea 阅读(552)
评论(0) 编辑 收藏 所属分类:
新闻试译
网摘收藏