1年ほど前、本紙の文芸欄で知り、書き留めた短歌がある。〈ほうたるのひかり追いつつ聞くときにルシフェラーゼは女の名前 永田紅〉。ルシフェラーゼはホタルなどが発光する際に必要な酵素という
1年前左右,我从本报的文艺栏中得知并记录下了一首短歌“一边追着萤光一边听的时候,知道了萤光素莓是女子的名字 永田紅”。据说萤光素莓是萤火虫等发光的时候所必需的酵素。
海中で緑色に光るオワンクラゲも酵素で光ると信じられていた。特殊なたんぱく質が発光するのを突き止めたのは有機化学者の下村脩氏(80)である。発見の手がかりは「イクオリン」、こちらは男の名前にも聞こえよう
人们相信在海洋中发出绿光的オワンクラゲ(发光水母)也是用酵素来发光的。找到它是以特殊的蛋白质来发光的是有机化学家下村脩氏(80岁)。他发现的线索是‘(水母发光蛋白)埃奎林’,这也可以听作是男人的名字哦。
その意義は大きい。例えば、がん細胞中のたんぱく質にオワンクラゲの蛍光たんぱく質を付着させれば、がんの転移も光が教えてくれる。クラゲの光をヒトの生命を照らす「道具」に変えた人である
这个发现的意义是极其重大的。比如说,若是将オワンクラゲ的萤光蛋白质附着在癌细胞的蛋白质上,那么光也可以告诉我们癌的转移。他是一位将水母的光转变成照亮人们生命‘道具’的人。
下村氏が今年のノーベル化学賞に選ばれた。クラゲの生殖腺を切り取り、すりつぶし、未知の発光物質を探す。作業はおそらく、当たり 籤 ( くじ ) がないかも知れぬ宝籤を求めるような精神力を要しただろう。晴れの栄冠に拍手する
下村氏获得了今年的诺贝尔化学奖。切下水母的生殖腺并捣碎,探索未知的发光物质。估计他的工作需要他具备求取也许不能中奖的彩票的那种精神力吧。对他所获得的正式荣誉鼓掌致意。
量子力学、素粒子、反粒子…この一日、物理学のにわか勉強で討ち死にした頼りない脳みそを、クラゲの幻想にしばし休めている。夜の海に緑色の〈ひかり追いつつ〉
量子力学、素粒子、反粒子…这一天,对于因为物理学的短暂学习而阵亡的不可靠的脑子,暂时停止对水母的幻想。‘追逐着夜晚大海中的绿色光芒’。
posted on 2008-10-09 11:13
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