開高健さんに「巨人と玩具(がんぐ)」という小説がある。キャラメルを売るべく奔走する製菓会社の宣伝課員を描いている
開高健先生有一篇小说《巨人与玩具》。那描述了一位该为卖牛奶糖而四处奔走的糖果公司的宣传科员的故事。
商品に似合うタレントを発掘し、凝ったポスターを作り、懸賞の景品に子供の喜びそうな宇宙服を考案し、その服を着て課員が街を歩き、空からチラシをまく…。キャラメルは売れない。深い徒労感のなかで物語は終わる
挖掘与商品相似的表演者,煞费苦心的制作招贴画,然后在悬赏的奖品中设计孩子们会喜欢的宇宙服,穿着那种服装的科员在街头漫步,从空中撒传单……。但牛奶糖并不畅销。故事在深深的徒劳感中结束了。
引き比べて、押しも押されもせぬ名菓を品ぞろえに持つ老舗は莫大(ばくだい)な遺産の相続者かも知れない。遺産とは、新奇な宣伝を要しない知名度であり、味と品質に客が寄せる信頼である
注:押(お)しも押されもせぬ
どこへ出ても圧倒されることがない。実力があって堂々としている。押すに押されぬ。「―財界の大立て者」
拿来比较一下的话,因为很有实力而拥有著名糕点品牌的老店铺也许是那莫大遗产的继承人吧。所谓的遗产是不需要奇特宣传的知名度,对于味道以及品质都能使客户蜂拥而来的信赖。
和菓子の老舗「赤福」(三重県伊勢市)が保健所から無期限の営業禁止処分を受けた。店頭で売れ残った赤福餅(もち)を製造日を偽って再出荷していたという。ささいな目先の利益と引き換えに300年来の遺産を台無しにした
日式糕点老店铺‘赤福’(三重県伊勢市)受到了保健站的无限期停止营业的处分。据说是因为将店铺中卖剩下的赤福饼伪造日期后再出售。因为一点点的眼前的利益,所换来的却是断送了300年来的遗产。
現場の判断によるもので経営陣は知らなかったと、社長は語っている。製造と販売の根幹に触れる事実を知らずして、経営陣にはほかに何の仕事があるのだろう。不思議でならない
社长说,因为是由贩卖现场所作的判断,所以经营管理层并不知道此事。对于触及制造与贩卖根基的事实不知情,那么对于经营层来说还有其他的工作吧。真是让人太不可思议了。
あの桜色の包装紙に出合うのも、関西を旅する小さな愉(たの)しみだった。…と書けば、宇宙服で街を歩いた宣伝課員ならずとも、同業の誰もが赤福の伝統をうらやむだろう。ひともうらやむ遺産を相続しながら万引きで捕まった人を見ているようで、何ともばからしい。
与那粉红色的包装纸相遇也是旅行关西的小小的乐趣。……若是这样写的话,即使不变成穿着宇宙服在街上漫步的宣传科员,但同行的任何人都会羡慕赤福的传统了吧。好象看着一边继承让人们羡慕的遗产,一边因为扒窃而被抓到了的人般,那好象实在是太笨了。
posted on 2007-10-20 15:23
临波 阅读(20)
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