プッチーニの歌劇「トゥーランドット」の舞台は、昔々の中国の北京だ。そこの美しい姫の名前がトゥーランドットで、婿選びを巡って筋が展開する。
トゥーランドット:Turandot 中文译为:图兰朵,图兰多特或血汗杜兰朵
  
  普契尼的歌剧《图兰朵》,以古代中国北京为背景。在那个地方,有位美丽的公主,名叫图兰朵。故事围绕选夫婿的主线而展开。

 姫が出す三つの謎を解かなければ、求婚者は殺される。ある国の王子がそれに挑む。「夜ごと生まれ朝には死んでしまうものは?」。王子は「希望です」と答える。次は「偉大な行為を思うとき燃え上がり、死を思えば冷めるものは?」。「血です」。「あなたを燃やす氷は?」という最後の問いにも「トゥーランドット!」と正答する。
   
求婚者若解不开公主出的三个谜题就会被杀死。某国王子前来挑战。“晚上出生早上便死亡的是什么?”王子回答:“是希望。”“一想到壮举便燃烧,一想到死亡便冷却的是什么?”王子回答:“是血液。”就连最后一问“让你燃烧的冰是什么?”王子也给出了正确答案:“是图兰朵!”

 今度は、王子が「私の名は?」と謎を出した。「答えられたら姫をあきらめるし、自分の命も捨てよう。期限は明朝……」(M・ルイス『三大テノール』)。
    
  轮到王子出谜时,他出了个:“我的名字是什么?”并说:“回答上了他便对公主死心,并舍弃自己的性命。期限定为明天……”(M*路易斯《三大男高音》)

 王子が自分の勝ちを確信して歌う曲が、トリノでフィギュアスケートの荒川静香選手が演技に使った「誰も寝てはならぬ」だ。「立ち去れ、おお、夜よ/急ぎ沈め、星々よ!/星よ沈め! 夜明けに私は勝つ! 私は勝つ!」
    
王子胸有成竹地唱起了歌,竟是花样滑冰选手荒川静香在都灵奥运会上表演的背景音乐“谁都无法入睡。”“消失吧!呵!黑夜!/坠落吧!呵!群星/群星坠落吧!黎明时分,我将胜利!我将胜利!”

 荒川選手は、このメロディーに導かれるようにのびやかに滑り、跳び、そして勝った。しなやかに反り、あでやかに舞う。ひたむきで、しかも余裕すら感じさせた見事な金メダルの演技は、多くの人々の心に長く残るだろう。
   
荒川选手,踏着这个旋律舒展地滑行,跳跃,最终取得了胜利。她柔美地翻转着,绚丽地舞动着。那专注而游刃有余,令人喝彩的夺冠演技,一定久久地留在许多人的心中吧。

  しばし余韻にひたりつつ、こんな一節を思い浮かべた。「トリノは、愛の神が望み得るいっさいの魅力を女たちが持っているイタリアの町である」(『カザノヴァ回想録』窪田般彌訳)。世界からトリノに集った女性たちが、力を尽くして銀盤に描いた軌跡もまた、それぞれに美しかった。
   
就那么一小会儿,沉浸在这旋律的余音中,我忽然想起了这样的一节:“都灵是爱神可能将一切魅力赋予女子的意大利城市。”(《卡萨诺瓦回忆录》洼田般弥译)从世界各地汇聚于此的女子们,在冰场恣意所绘的轨迹再次展现了她们各自的美丽。
卡萨诺瓦相关链接:
http://www.mov99.com/movie/2005032289745_review.html