もう日常会話には困らないし、簡単な文ならすらすら読める、でも日本同士の会話を聞いたり、新聞を読んだりすると、わからないことも多い。そんな経験をしているのではありませんか。また、自分で文を書くときも、「両国の関係はとても危ない」と書くよりも、「きわめて危険な状態である。」と書いたほうが、文章の内容にあった感じがする。
だから、これから、筆者も皆と一緒にこの「日本語副詞」を学びましょう。
なお、章の始めの文章には必ず「田中さん」という人が出てきます。25歳のサラリーマンで、いつも一生懸命何かをしています。そして、彼の周りでさまざまな出来事が起きます。勉強しながら、この「田中さん」の生活を楽しんでいただき、また、「田中さん」に親しんでいただけたらと思います。
1.若干、いくぶん、いささか、一風
田中さんは25歳。都内の食品会社に勤めている。入社してそろそろ三年になるので、仕事にも慣れてきた。はじめのうちは張り切りすげて若干失敗もあったが、最近は以前に比べれいくぶん手際もよくなってだし、大きな仕事にかかわるチャンスも出てきた。いささかおっちょいのところもある気がいい若者である。
家族は、一風代わったところのある父親と、料理のうまい母親、それに少しばかり口うるさい妹の四人家族である。田中さんはそろそろ独立して、一人暮らしをしようかなと考えることもたまにあるが、当分それはないだろう。
若干:量ははっきりしないが、あまり多くはない
例:去年は不況続きだったが、今年に入って若干売り上げが伸びた。
経理部員若干名募集中。
いくぶん(幾分):しこし<曖昧ではっきりしない>
例:母は、髪形を変えて、幾分若々しくなったようだ。
こちらのシャツの素材のほうが、幾分柔らかいのではないか。
「若干」と「幾分」:「いくぶん」は曖昧ではっきりしない感じが強く、消極的。
例:去年より若干身長が伸びた。
去年より幾分身長が伸びたようだ。<断定するには自信がない>
いささか(些か):
少し<不満、心配などがある>
例:娘が一人暮らしをするのを許したものの、些か心配だ。
彼女と会うといつも子供の話ばかり聞かされるので、些かうんざりしている。
*不満、心配、問題を感じる場合に使うことが多い。
病院に行って、体の調子が些かよくなった。 X
彼女の派手なスーツには些か驚いた。<変だから少し驚いた。> o
一風:(「一風変わった」の形で使い)ほかのものと違って独特な
例:彼は性格が一風変わっているので、とっつきにくいかもしれない。
彼女は服の趣味が一風変わっている。
練習:
1、夜になって(1、いくぶん 2、いささか)暑さが和らいだような気がする。
2、今度の会社の人事異動には(1、些か 2、いくぶん)不満がある。
3、写真の中の(1、一風 2、若干)変わった帽子をかぶっているのが妹だ。
4、スターを起用したおかげで、番組の視聴率が(1、若干2些か)あがった。
5、初めての海外旅行なので(1、一風2いささか)心配だ。
posted on 2008-03-26 16:33
lucifurts 阅读(388)
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