幸福を招く置物「招き猫」

日本では、お店や商売をしている家庭などに、前足で人を招く形をして座っている猫の置物が飾られていることがあります。
それは、「招き猫」と呼ばれ、商売繁盛の縁起物なんです。
今回は「招き猫」をご紹介しましょう。

「招き猫」の由来は諸説あり、そのなかで最も古い伝説にこんなお話があります。
1660年頃、東京にあるごう豪とくじ徳寺は、当時大変貧しい寺でした。
ですが貧しい暮らしの中でも、その寺で飼われていた猫は とても大切にされていました。
ある夏の日、寺の前を、タカ狩りから帰ってきた江州彦根の殿様、いい井伊かもんのかみ掃部頭なおたか直孝が通りがかりました。
すると、猫が門前でしきりに手招きをしているのです。
不思議に思った殿様は、寺の中に入り、和尚にその出来事を話していると、激しい雨が降りだし大きな雷が落ちてきたのです。
殿様は、「災害を猫が知らせてくれた!」と大変喜び、後日、この寺に多額の寄付をし、井伊家のぼだいじょ菩提所としました。
豪徳寺は、その猫によって栄えていったということです。
その後、「福を招き入れた猫の姿」を人形として作り、まねぎねこ招福猫児」と名づけられました。そこから、今の名前「招き猫」を置くと、吉運がやってくると伝えられたんですね。

日本では現在、様々な種類の「招き猫」が売られています。
一般的に、右手を挙げている招き猫は「お金」を、左手を挙げている招き猫は「人」を招きいれるといわれています。
両手を挙げている招き猫は「お金」も「人」もいっぺんに招いてくれるんですよ。
招いている手の位置にも意味があり、猫の耳よりも低い位置は「身近な福」を、高い位置は「より遠くの福」を運んでくれます。
また、最近では「商売繁盛」だけでなく、招き猫の色によって効果も違うんです。
白色は「福を招く」・黒色は「厄除け」・赤色は「無病息災」・ピンクは「恋愛成就」と様々です。最近では、ガラスでできた招き猫や、絵画仕様になった招き猫も登場し、場所にこだわらず、インテリアとして一般家庭に置かれることも多くなりました。


 posted on 2012-02-08 16:04 吕晨滨 阅读(572) 评论(0)  编辑  收藏 网摘收藏

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