幕臣で維新後に外相などを務めた榎本武揚は、幼名を「釜次郎」という。上には幼名「鍋太郎」の兄がいた。「子供は家の鍋釜だ」という父親の命名と伝えられる
在幕府维新以后担任外交大臣等职务的榎本武扬,据说乳名叫做“釜次郎”。上面有个乳名叫做“锅太郎”的哥哥。“孩子是家里的锅釜”传说父亲就是这样命名的。
◆なくてはならぬ物、朝となく夕となく掌(たなごころ)に磨かれて艶(つや)の出てくる物、知らず知らずに穴があいたり、傷んだりと、心くばりの怠れぬ物、なるほど、子供に似ていなくもない
不可或缺的东西;不分早晚被手掌磨到发亮的东西;不知不觉间破了洞、受了伤的话,心里得惦念着的东西,原来如此,不正像孩子一样么。
◆金物の修繕を業とする人を「鋳掛師」という。子供の心を繕い、直す鋳掛師は親であり、そして教師であろう。わが鍋釜に異変はありや、なしや。いじめによる自殺が後を絶たない今、多くの人が胸に問いつづけているはずである
从事修补金属物品职业的人叫做“铸件师”。修补孩子的心灵,让他们重新振作的铸件师就是父母和老师吧。自家的“锅釜”有没有异常啊?在因为被欺负而自杀的事件时有发生的今天,很多人应该扪心自问。
◆山形県の県立高校で、2年生の女子生徒がいじめを苦にしたとみられる飛び降り自殺をした日の夜、教育長や教育委員など県教委の幹部たちは酒も入った「食事会」を開いていたという。「判断が甘かった」と、教育長は陳謝した
在山形县的县立高中,2年级的女学生苦于被欺负而跳楼自杀了。据说当夜,教育长官、教育委员等县教委的干部们开了饭局,还喝了酒。教育长官道歉说“判断太大意了”。
◆会の出席者には自殺ではなく転落死と伝わっていたというが、誰かの脳裏に「もしかして」の一語が浮かんでいれば、鋳掛師の元締ともいうべき人々である。落ち着いて飲み食いはできなかっただろう
饭局的出席者被告知不是自杀而是(意外)坠楼死亡,然而如果有人脑海里浮现“难道……”一词的话,现场都是被称之为铸件师的总管的人,他们应该就不能安心的吃喝了吧。
◆いつになく思いつめた様子の子供がいる。気になる言葉を口走る子供がいる。心の鋳掛師が肌身離さず携えるべき道具を一つ挙げるなら、「もしかして」の想像力をおいてほかにない。
有的孩子样子一反常态,有的孩子错口说出另人担心的话。心灵的铸件师举出一个不能离身必须携带的道具的话,就只有“难道……”的想象力。
posted on 2006-11-25 19:02
miyakoi 阅读(492)
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