校对人员: wendy潘多拉盒 Aki
アパートに辿り着くまでの時間がほんとうに長く感じられた。不思議工房がどこにあったのか、もはや記憶はさだか(清楚,确定)ではないが、迷い込んだ路地(ろじ、胡同,小巷)からは簡単にいつものとおりに出ることができた。そこからは、ただたにまっすぐな道程なのだが、僕の足は疲れきっていて、鉛のように重かった。つまらないことで、時間をつぶしてしまった、というよりは、余計に彼女への思いを募らせる結果となって、かえって僕の心は、暗く沈んでいた。あの老人はほんとに詐欺師だったのだろうか、まあ、それもいずれはっきりすることだ。なにか適当な品物が届いて、あとから、請求書が届く、到底払える金額ではないので、もっともらしい理由で民事訴訟(みんじそしょう)に持ち込まれ、あとは人生を転がり落ちていくだけ。「まあ、それでも、いいか。」僕はなかば開き直りつつ、我が身の人生の不幸をあざけるように言って、そして、声をたてて笑った。「ふんん、ははは、ひん、明日でも早いしな」とにかく帰ったら、いつものように銭湯に行って、焼鳥屋で一杯やってから寝よう」。肉体労働は朝が早いから、夜10時には寝ることにしている。そんなことを考えていたら、ようやく自分のアパートが見えてきた。木造アパートの二階、脇の階段を上った手前が僕の部屋だ。ふと視線を上げると、部屋の窓から明かりが漏れていることに気づいた。「あれ、電気つけっぱなしで出てきちゃった のかな。」最初はそう思った。いや、朝の出かけのときにはもう外は明るい、日当たりのよい自分の部屋で寝起きに電気をつけることなんてありえない。だとしたら、泥棒か、そんな泥棒が堂々と電気なんかつけるものか。「まさか、まさか、まさか、まさか」、ある思いにとらわれて、僕の頭はぐるぐると急速に回転し始めていた。まさか、一気に階段を駆け上り、ドアノブに手をかけた、手の震えが止まらない、「畜生、しっかりしろよ、おれの手」両手で勢いよくドアノブを引いた。「ああ」思わず、息をのんだ。狭い六畳一間部屋の中は一瞬で見渡せる。その部屋の中央にちょこんと座っている僕に笑いかける彼女がいた。なにも考えられなかった、いままでの辛かった生活もつい先やった詐欺師の老人のことも、何もかも忘れて僕は彼女に抱きついた。この髪のにおい、肌の感触、すべてが間違いなく、彼女のものだった、彼女の胸に顔を埋めて(うずめて)大声をあげて泣いた。おおいおおいと泣いた、活字ではいつも不自然だと思っていた泣き方が今の僕には本当に似合っていた。彼女のしなやかな指が手がやさしく僕の頭を包み、僕は心の底から、おーいおーいと泣いた
posted on 2008-06-08 20:10
prettylj 阅读(106)
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