水立方の理想と現実

这是本人2月27日在新浪博客上发表的文章,反响还不错,起码没有被查封~~。
那以后一直有个想法,把它翻成日文,一来练练手,二来可以为学日语的朋友们提供点素材。翻译不当的地方,还请高手指点一二,在此谢过~~

为了读起来连贯,原文不贴过来了,有兴趣的朋友请点击链接:http://blog.sina.com.cn/s/blog_4aaa4fa701008rdy.html
水立方竞标时的宣传片很值得一看,看此片后相信更能理解本人的观点。
http://you.video.sina.com.cn/sayeah

水立方---鳥の巣(sayen注:ナショナルスイミングセンターとナショナルスタジアムの愛称)と並んで北京五輪の二大看板とされている---5年ほど前、設計コンペが始まって以来、全国の注目のもととなったものだ。国際有名建築家達も競うようにコンペに参加し、確実に北京五輪のパイの分け合い分を手に入れた。

優勝案の決定プロセスに関して言えば、まあ公平で民主的であると言って良いだろう。国内に公認の各専門分野のトップ専門家もいれば、国際的名高い建築家も選考委員の列に加わった。その上、入選作品の展示を一般市民を対象に北京コンベンションセンターで行われ、一般人の設計案に対するコメントを公開募集していたのだ。以前ならば都市計画や大型公共建築物などの計画決定について、一般市民が意見を述べるどころか参加するチャンスすら与えられなかった、五輪会場の建設が先駆けて皆の声を取り入れようとしたその試みに、両手を挙げて拍手喝采を送りたい気持ちでいた。
 
当初、コメント帳に書いてあった市民の鋭い言葉が記憶に新しい:埃っぽい北京では水立方と鳥の巣が汚れないのですか?汚れたらどう清掃するつもりなんでしょうか?
こういう問題は専門家レベルでは議論がなかったわけではない、ウェートの計り方が違うだけだ。プロセスが民主的であれば自動的に合理的な結果が得られるという保証はどこにもない。まぁ、結論の出そうもない話題だから将来に答えを待たせよう。
 
水立方と言えば、全膜構造というコンセプトは構造上の考えというより、外観イメージを優先するという趣旨が首尾一貫していることを誰が見ても分かると思う。言うに及ばずこの種の建物では水立方が中国で実例第一号だ。どうやってこのコンセプトを実現させ得るか、設計から施工に至るまで何百何千という技術者の努力と汗がこの建物に凝縮していることだろう。しかし今、コンペ当初のプロモーションビデオに描かれた青写真と比べれば(VTR“震撼水立方”参照)、現実との落差のギャップに、私は感慨を禁じえない思いに囚われた---- 斬新さを求めた水立方の「創意」を、如何にして適切に評価し、我々一般市民にも納得のいく結果をもたらしてくれるか。水立方が我々に残してくれた課題が余りにも多いような気がする......。
 
話がここまですると、建築設計を従事する業界の人間として幕の裏側の話を二、三しないと事が済まされないだろう。
大体、アーキーテクチャーを学ぶ人であれば、大学に入った途端、「建築は凝結した音楽である」と言う教えが繰り返されるように頭に植えつけられるのである。芸術と技術、夢と現実の間でうろ徘徊し自画自賛したり自らが播いた種で苦悩させられたりするのが大よそ建築設計者の人生なのである。ただ、この中で「芸術性」に拘りをもつ設計者が「技術性」を重んじるデザインナーと比べてステータスが高いことは誰もが知っている事実。まして成功をおさめた者は持ってのほか。言い換えれば、自分の作品をバイヤーの人にその芸術的価値を認めさせ、尚且つそれを買ってもらえたならば、「あなたの作品が実用的で使いやすいね」と称賛されるよりは、遥かに得をするということである。プロフェッションナルの展望性にしても所得レベルにしてもそうだ。このことは設計業界において不思議ゾーンのようなものをつくり上げた、所謂「創意」を求める風潮---斬新さ目新しさ独自性を追求する流行が、“メンツプロジェクト”が好きな行政官等の思考回路とピッタリ一致するところと相まって、その共振効果で全国に奇妙な“不思議もの創造運動”の嵐が吹き荒れていた。やや荒っぽい言い方をすれば、設計者の仕事はただパッと目を輝かせるような綺麗な絵を描き売ってしまえば良く、その建物が実現の可能性はどうか、完成後の使い勝手はどうか、どうすればより使いやすくできるかというようなことは、皆無関心のままだ。こうなってしまった理由はいくつか考えられるが、国の制度の問題、学校教育の問題、時代の流れ等等......。経済発展の代価と言ってしまえばそれまでだが、高すぎないかと思うのだ。
 
建物の複雑性、技術的チャレンジ性という観点から見れば、丹下事務所の東京都都庁が水立方に及ばない。しかし、あのオフィスビルが計画から実施まではなんと十数年と言う時間を費やした。水立方の場合はどうか、五年となっていない。結果から眺めてみるとどうか、東京都庁は当初の計画より良いものが出来、豊で密度の高い実用的な建物になった。結果が理想を超えた作品だと私が見ている。水立方は通常より何倍もの努力が重ねられたにもかかわらず、どうする事もできない理想と現実の落差という落とし穴から依然として抜け出ていないのではないか。

************************************************************
この前、水立方に入って試合を見ることが出来た。
夜のせいもあって、建物がライトアップされ昼間で見るより幾分綺麗に見えた。


しかし、当初のコンセプトからはまだ開きがあると言わざるを得ない。水のバブルという创意が「軽快さと透明感」にあるはずだが、その実施方法は膜を支えるクレームの周りにブルー色のLED光源を配置となっている。ライトアップ効果を見ると水バブルのエッジが強調されすぎて透明感どころか、図太くてブヨブヨの昔の登山服を連想してしまうのは私一人だけだろうか。
 
水をテーマとする建築作品は難しいと言えば難しいし簡単と言えば簡単だ。水立方の出発点は水でぐるっと一周池を回すような“创意”よりは遥かに奥が深い。何しろ抽象的な「水」を扱う訳だから。だが、水の柔らかさ、清潔さを求める今テーマの本質を忘れべからず不動のものと考えたい。
 
私見だが、設計者が夜景照明デザインに関して、下記のような手落ちがあったと考える。

1、水晶体が見た目、明暗の差が大きく均質性を欠けている。バブル一個の光分布の不均等がもたらす減点効果も考えていない上に、一階ホールから漏れる暖色光源の混ぜ問題もしかるべき措置を何一つ取っていない気がしてならない。“迷彩服”と化けた立面から水を連想することが出来るだろうか、いささか難儀ではないかな。

2、バブルとバブルをつなぐフレーム部材を如何にして軽く見せられるか、その辺の工夫がなされたように思えない。現実に透明材料でのフレームの製作が無理なわけで、それでは金属ならエレベーションに投げる影をどう弱めるか、上の写真から検討の痕跡すら見当たらない。

次に内部へ入ってみよう。


元々“水天一色”というアイディアがプール天井の格子辺りしか残っていない。膜フレームが何故見た目こんなに太いものでないといけないのか、目を凝らして見上げなければ誰もが上の“格子”が空を見通せるはずの“水バブル”の一部であることを理解しないだろう。
照明キャットウォークの配置を見ても何の変哲もなく工夫の痕跡が何もない。“水天一色”という当初の訴え文句を通そうと思うものなら、天井を少しでもさっぱりした綺麗な仕上がりに工夫するべきではないか。プロモーションビデオと比べれば、雲泥の差だ。
 
ジャンプ台後ろの白い壁も、元々“水バブル”のはずだった。何故カバーをしたのか、カメラ撮影やテレビ放送の要求と相容れない妥協の結果だ。カメラが透明な“水バブル”壁を向くと逆光となり、いくら高機能な撮影機器でも露出がうまく行かずシルエット映像が出来てしまう。自然光と室内人工光源の輝度差は並大抵のものではないことを少しカメラを弄ったことのある人なら分かるはずだ。
もう一つの原因は“水バブル”のままだとホール内音響の質に影響が出るということだ。屋内水泳場は元々広い水面があるため(水は音声の反射体)、音響設計上ほかの体育館より難しいとされており、その上更に壁面や天井面に反射材料である“水バブル”膜をそのまま使うと、アナウンサーの声もまあまあ聞き取れない恐れが出てくるはずだ。ましてや女子シングルナイズ競泳を予定している水立方では、音楽が聞きづらいという事態ともなれば大事件へ発展しかねない、本末転倒もいいところだ。

ジャンプ台のデザインも元案の欠片もないくらい変わった。合成樹脂製半透明の円筒の中に螺旋階段が納まっているが見た目清潔そうで柔らかい、今のホワイト調のインテリアと調和が取れているように見えた。“半裸”のアスリート達のことを考えても優しいデザインになっている。ただ心配事が一つ、耐久性と汚れ防止の課題はうまく解決したか、国産プラスティック製品の中には、国際上通用するような防カビ防腐基準を満たしたものはまだ少なく、湿っぽいプールサイドでは必ずと言っていいほどカビが生えるからだ
 
ダラダラと書いてきたのだが、理想と現実の落差ということを水立方が示してくれた事実のほんの一部しか書けなかった。ここで根本的に問いたいのは、こうしたコントロール不能なギャップを埋め合わせるには、当初の“创意”をどうすれば適切にアセスメントをしてあげられたかである。お金を節約し尚かつ効率よく使うということは、まだまだ裕福でない我が国では変わらない原則のはずだ、ならば余分なお金を使ってしまった上、遠回りした挙げ句に期待通りのものができなかった、一体誰がこの代価に責任を持ってくれるというのだろうか。
 
評論らしきことをこれ位にして,試合の瞬間キャッチを2コマ載せておこう、なかなか臨場感滲み出ているね^^。


posted @ 2008-03-19 12:50 say 阅读(437) 评论(13)  编辑  收藏 所属分类: 随感随点评 网摘收藏

  回复  引用    
#1楼 2008-03-19 12:56 | 老V
自己写的中文再翻成日语???
这个办法不是一般人可以办到的……
佩服
  回复  引用    
#2楼 [楼主]2008-03-19 14:53 | say
过奖过奖~~,主要想让认识的日本朋友看。翻译过程中发现中文还是比日语丰富多了,有的意思翻不过来只好重新组织...翻译真是个苦差事啊~~
  回复  引用    
#3楼 2008-03-19 15:50 | 小成
那边的已经拜读过了,这边竟然加上日语了,太好了
辛苦您老了,可以让学日语的朋友学到很多东西
可怜自己何时才能达到这样的水平啊,哎~~~~~~~
此生无望也...
  回复  引用    
#4楼 [楼主]2008-03-19 16:03 | say
@小成
莫羞杀我也~~很多地方改了多次,下回让职业撰稿人改改再提高提高...

  回复  引用    
#5楼 2008-03-19 18:02 | yfzdxx
すごい、さすが、えらい翻訳者
  回复  引用    
#6楼 2008-03-19 21:02 | 三木一水
写的很好,我只看了日文的感觉很好,觉得日文写的很,能出来是翻译的,里面有很多中文的表达,有些太拘泥与中文表达了,不过写的内容很好,见解也很地道,相信作者的文学水平很好希望能再用些地道的日文写.这是我的看法,不对只处请见凉.
  回复  引用    
#7楼 [楼主]2008-03-20 11:39 | say
多谢三木一水,不是一衣带水就是森水了?(^^)很希望认识您。
中文表达方式可以做到很简练,精辟而不失诙谐。日语表达习惯不同,很多时候冥思苦想也找不到确切的答案。还是读的少的关系吧?充其量能达到日本高中生水平就不错了^^
  回复  引用    
#8楼 2008-03-23 18:22 | 雨苗
博主是搞建筑的么?

  回复  引用    
#9楼 [楼主]2008-03-23 20:47 | say
正是。曾熟读日本建筑法,如今是用不上了....
  回复  引用    
#10楼 2008-03-28 09:15 | feimi998
楼主原来是搞建筑的,我以为你是专业的翻译呢,对你佩服得五体投地又充满了好奇感.
谢谢帮我翻译的报告,真的很好!
  回复  引用    
#11楼 [楼主]2008-03-28 11:01 | say
@feimi998:呵呵,没什么,用岁月换来的知识和阅历,谁都能办到的^^「年の功」

  回复  引用    
#12楼 2008-06-15 21:01 | lxywy
请教您一个问题,您辛辛苦苦学的建筑学,回国以后,却不用了,不觉得可惜吗?
  回复  引用    
#13楼 2008-08-11 00:17 | 绯村kiki
天啊,楼主绝对是超级超级的强人啊,佩服得五体投地!!!

标题  
姓名  
主页
EMail (只有博主才能看到)
验证码 *
内容(提交失败后,可以通过“恢复上次提交”恢复刚刚提交的内容)  
  登录    新用户注册  返回页首  恢复上次提交      
[使用Ctrl+Enter键可以直接提交]
该文被作者在 2008-04-23 22:22 编辑过