四川大地震に外国からの人的援助を初めて受け入れた、それも日本が第一号だ。胡主席「暖春の旅」があったとはいえ、複雑な「過去」に絡む思惑がどこまで援助を素直な感謝へ転化出来るか。一番手に被災現場へ乗り込みを果たした日本チームだが、阪神大震災で鍛え抜かれた戦力とハイテック装備を誇るが実らず仕舞、ロシアチームに生存者救出を譲った。見守るほうが残念がるところへ、死者への黙祷敬礼に中国人の心が奪われたとは。改めて国柄の「情」に脆い特質を再認識させられたエピソートであった。
読売新聞の記事をピックアップする。
四川大地震被災地での活動を終え、21日に帰国する日本の国際緊急援助隊救助チームが、中国で絶賛されている。生存者救出こそならなかったが、整列して犠牲者に黙とうをささげた1枚の写真が、中国人の心を激しく揺さぶったためだ。
この写真は、援助隊が17日、四川省青川県で母子の遺体を発見した時のもので、国営新華社通信が配信、全国のネットに転載された。
「ありがとう、日本」「感動した」「かっこいいぞ」……インターネット掲示板に賛辞があふれた。犠牲者数万人、遺体は直ちに埋葬という絶望的状況に圧倒されていた中国の人々は、外国、しかも、過去の「歴史」から多くが嫌悪感を抱く日本の救援隊が、二つの同胞の命にささげた敬意に打たれた。
「大事にしてくれた」ことへの感謝と同時に、失われた命もおろそかにしない姿勢は、「我々も犠牲者に最後の尊厳を与えるよう努力すべきだ」(新京報紙の論文)という、中国人としての自省にもつながった。
ネット掲示板は元来、「反日」の温床だが、日本隊の黙とうで、「対日観が大きく変わった」との声も寄せられている。強硬派らしい人物は「日本と戦わなくてはならない時は全力で戦う」と記した後、「だが、日本人が助けを必要としている時には必ず行く」と続けた。「とっとと出て行け!」という反日的な声には即座に非難が集中した。
(2008年5月21日01時49分)
「ありがとう、日本」「感動した」「かっこいいぞ」――こんな賛辞が中国のインターネット掲示板に書かれたことがあっただろうか◆それが「反日・愛国」の温床のようなものだったことを思えば、よかったなと思う。四川大地震の現場で活動した日本の国際緊急援助隊救助チームのこと◆隊員が整列して被災母子の遺体に黙とうをささげているシーンが中国の人々の胸を打ったからだ。救助チームは撤収の時を迎えた。中国からの要請がもっと早ければと悔やまれる。現地を離れる隊員も心残りだろう◆が、受け入れ側も初体験で時と場に制約があり、生存者救出こそなかったが、遺体収容など活動を展開した。ネットの賛辞を背に、胸を張って帰国して下さい◆反日を親日にする活動など容易にはできることでない。緊急援助隊の活動は救助チームから医療チームにバトンタッチされた。今後は、がれきの下に長時間いた人のクラッシュ症候群や感染症など新たなニーズも出てくる◆医療チームの奮闘に期待しよう。
(2008年5月21日14時18分)
中国の四川大地震の被災地での活動を終えた日本の国際緊急援助隊救助チーム(小泉崇団長)は21日午前9時前、チャーター機で成田空港に到着。
空港では、隊員の同僚のほか、約30人の在日中国人らが出迎え、日本と中国の国旗や「日本救援隊ありがとう!!」などと書かれたカードを掲げながら、隊員らの健闘をたたえた。
目の前を通る隊員らに深々と頭を下げていた千葉大大学院の女子留学生(24)は「私たちの国が困っている時に、手を差し伸べてくれたことに心から感謝したい。この気持ちを伝えたかった」と話した。
(2008年5月21日14時05分)
posted on 2008-05-21 22:13
say 阅读(530)
评论(4) 编辑 收藏 所属分类:
分享与提高 、
随感随点评