町を歩いて、店を回って、いつもニヤリとさせられることは日本人の駄洒落感覚である。別に会話の中ではない、何気ない店舗名やセールスのキャッチフレーズなどにはそのような感じがよく出ているからだ。
たとえば下の言葉はどんな意味だろうか。
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割るね?何を割るの?と聞きたくなるところだが、施設の名前を見るとこうなっているから納得。
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なるほど、スポーツクラブの名前がルネッサンス(sayen注:文艺复兴)、略して「ルネ」となるから、「春割ルネ」=春ルネッサンスクラブの割引キャンペーンという意味になることが理解できる。長い語句をここまで短くしてなお、「春、割るね!」というような軽やかな響きを人に爽やかさを伝えるものがある。
次の写真も面白いのだ。
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ずっといいね の「ね」を「値段」の「値」とダブらせて、駄洒落感覚がよく出ている例だ。日本人にしてみればなんともないことかもしれないけど、慣れていない人にはこんなに短くて楽しそうなフレーズを思い当たるのも至難の業かもしれないね。
さて、下の店の看板を見て何の店か分かるかな?
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マニスポ?「目からウロコ」とはずっと朦朦とした状態からすっきりしたときに使う喩えなわけで、「ハプニング=happenning」だから、通常の商品を取り扱わない店であることは分かる。隣の看板と一緒に見れば「マニ」は何なのかはっきりする。
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「マニア物」扱っているから、「マニ」が「マニア」の略。「スポ」は「スポーツ」の略があり得ないので「スポット」であると分かる。「マニアスポット」=マニアものを集めたお店という風に、何をやっている店かこれで解明が出来た。
そもそも「マニスポ」を「manispo」とローマ字表記しても理解するのに何の役も立たない、我々が漢字に「拼音」を付けるのと同じ感覚である。分からない人は分からないままになるだけだ。
しかし、長いフレーズをなるべく短縮して、四文字乃至五文字(かな文字)に収めればリズムがあって、読みやすく覚えやすいという日本人の感覚が、我々の先祖が日本に輸出した「四字熟語」の遺伝子作用であろうと、上の場面に遭遇したときに思ったことを思い出したのである。
posted on 2007-05-07 21:37
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