<2009年1月>
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例年より遅れながら、梅雨前線が北上してきた。「梅雨入りお見舞い申し上げます」と、新聞に広告が載っていた。さわやかな気分からは遠い。けれど、煙る雨の奥に、盛んな生命の営みを感じる季節でもある。

 

虽然比往年有所推迟,梅雨带正在渐渐北上。报纸上登载着这样的广告:“进入梅雨季节,向您致以慰问。”心情不再那样神清气爽 。但是,烟雨朦胧中,也能感受到旺盛的生命 正在 蓬勃成长。


けむる【煙る】 (自五) ( ) 煙が立ちこめる。 ( ) 〔煙が立ちこめているかのように〕かすむ。「雨に

営む,いとなむ。 他五。经营,办,做。

さわやか,爽やか 形动。爽快,清爽。さわやかな朝風。鲜明,清楚。

 湿気の中から生じるものには「嫌われ者」が多い。〈梅雨茸(つゆだけ)の咎(とが)あるごとく踏まれけり 田村コト〉。いまごろのキノコを、俳句では総じて梅雨茸と呼ぶ。生き物なら、ナメクジあたり筆頭だろう。昭和の名人、落語家の五代目古今亭志ん生の半生記「なめくじ艦隊」を思い起こす。

 

湿气中会长出很多“讨厌鬼“。“梅雨茸 似有罪 ?无情遭人踏。 田村 コト” 。现在的茸在俳句中一律被称为梅雨茸。动物的话最让人讨厌的大概是“蜒蚰”灾吧。 这让我想起昭和时代的名人、第五代单口相声表演艺术家 古今亭志ん生 的半生记《蜒蚰舰队》。

 


きらわれもの【嫌われ者】 その 社会のだれからも(人から特に)嫌われている人。「 になることを恐れず上司に諫言カンゲンする」
そうじ - [0][1] 【総じて】 (副)(1)全体に。一般に。だいたい。「今年は 豊作である」(2)全部。すべて。
とが【咎】 ( ) 法律上(道徳上)当然責められてよい非行。「その を受ける〔=非行のゆえに 責められる(有罪となる)〕/ 〔=罪〕をかぶせる」 ( ) あやまち。「だれの でもない〔=すべて私が悪いのだ〕」
なめくじ〈動〉蛞蝓 kuòyú, 蜒蚰 yányóu 方言』 , 鼻涕虫 ~がはう / 蛞蝓爬行 . ~に塩 好似老鼠见了猫 .
あたり [0] 【当 ( ) 中り】 (10)飲食物や暑さなどによって,健康が害されること。多く他の語と複合して用いられる。「暑気 」「食
ひっ - とう [0] 【筆頭】 (1)名前を書き連ねたうちの第一位。書き出し。「前頭 」「 書記」「 株主」

 志ん生一家が5人で暮らす貧乏長屋には、大小のナメクジが艦隊よろしく押し寄せた。塩をまいても参らない。夜になるとピシッ、ピシッと鳴いて、大きいヤツがカミさんの足の裏に吸い付いたというから、すさまじい。毎朝、炭入れにいっぱい取って川にうっちゃっていたそうだ。
 志ん生一家五口人住在破旧的大杂院里,大大小小的蜒蚰像舰队一样蜂拥而至。 即使撒盐也对付不了它们。 一到晚上,就发出“噼 西 西 ”的声音,大家伙 们还 吸在 妈妈的脚底里,非常可怕。 据说每天早上,都 能抓到一大炭筐倒进河里。
押し寄せる: (1)涌上来,蜂拥而来 (2)(挪)到一边
ながや【長屋】 ( ) 細長い形に造った一棟の家。 ( ) 一棟を幾つかに区切って、多くの世帯が別別に住めるようにした家。「 ずまい」 [ 大杂院 ]
ぴしっ 〈たたく音〉 _ ぴしっと頬をたたく slap sb across the face.
すさまじい【凄まじい】 (形) ( ) 勢いが激し過ぎて、見聞きしている方がどうか なりそうな感じだ。「 〔=爆発的で、異常な〕人気」 ( ) 見るからに ぞっとする(寒ざむしさを感じる)様子だ。「 ばかりの わび住まい/ 形相ギヨウソウ」 ( ) 余りに 程度が ひどく(非常識で)なんとも批評のしようが無い。「あれで大スターとは 〔=あきれたものだ〕/こんな時間に電話も 〔=ひどい話だ〕」

 〈滑(なめ)らか生き居ることを憎しとし蛞蝓(なめくじ)は女に塩まかれたる 斎藤史〉。呼び名の「ナメ」は滑らかという意味だが、「クジ」には定説がないと聞く。水回りに出没しては主婦の不興を買ったが、都会ではもう目にすることはまれだ。

“讨厌那滑不溜秋的蜒蚰,女人们 对它们撒上盐巴。  斋藤史”。称它们为“ ナメクジ” ,“ ナメ ”有“滑”的意思,而“ クジ ”是指什么据说尚无定论。 在水边出没的蜒蚰招主妇们的讨厌,但是在城市里却很少看到它们。 
みずまわり【水回り】 家の中で、台所 浴室 便所など、水を使う部分。「間取りは、一階が DK
ふきょう【不興】 おもしろくないこと。「座が になる/ を買う〔=目上の人の機嫌を損じる〕」

滑らか,なめらか ,形动。滑溜,光滑

 この時期には、鉢植えの下に潜んでいることが多い。夜になると艦隊を組んで出撃し、柔らかい芽を食べてしまう。植物の葉に銀色の「航跡」を見つけたら、園芸好きな人は要注意である。

在这个时期,会有很多蜒蚰潜伏在盆栽下面。 到晚上就组成“舰队”开始出击,吃掉植物柔软的嫩芽。如果发现植物叶子上有银色的“航迹”,园艺爱好者们可就要注意了。
ようちゅうい【要注意】 その者の健康や思想 素行などに、注意 警戒の必要が有ること。「 の人物」

 どうにも敵が多いけれど、やさしい目を向ける人もいる。〈なめくぢも夕映えてをり葱(ねぎ)の先 飴山實〉。なべて生き物に命あり。雨も光も、へだてなく万物に降り注ぐ。
不管怎样,蜒蚰有不少敌人,但也有人向它们投去善意的目光。 “夕照下的蜒蚰爬上葱尖。饴山宝 ”所有的生物都有生命。阳光雨露总是不分彼此地恩泽万物。

なべ - [1] 【並べて】 (副)(1)総じて。一般に。おしなべて。すべて。なめて。「 世はこともなし(2)普通。なみなみ。
へだて [3] 【隔て】 (1)間に置いて仕切ること。また,仕切るもの。仕切り。「 の障子」「 のテーブル」(2)差別。わけへだて。「だれかれの なく吹聴する」(3)気持ちなどの両者間のひらき。「 のない間柄」(4)障害。じゃま。「世の 多くおはしましければ / 今鏡(すべらぎ中)」

posted on 2007-06-17 19:31 梧桐种子 阅读(304) 评论(0)  编辑  收藏

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