ご家庭のアルバムで、お父さんの影は薄いかもしれない。撮った人は写らないのが写真だ。でも、シャッターに乗せた思いが画面に残ることはある。写真集『カンボジアの子どもたち』(連合出版)にそう教えられた。
家庭影集里,父亲的照片可能是最少的。拍照的人无法被
拍到照片里。但是,有的时候按下快门的记忆会残留在画面中。写真集《柬埔寨的孩子们》(连合出版)告诉了我们这一点。
シャッター1
((
カメラの
))
快门
.¶
~
・
スピード
/
快门速度
.¶
~を押す
/
按快门
(
的按钮
).
2
((
よろい戸
))
百叶窗
.¶
自動~
/
自动百叶窗
.¶
閉店で~を下ろす
/
因关门
,
放下百叶窗
.
カンボジア
:柬埔寨
戦乱と暴政を見つめてきた自然や遺跡を背に、黄金の笑みがはじける。体より大きいバナナの葉束を運ぶ娘、水牛の背の少年。99年から20回以上訪れた
写真家、遠藤俊介さん
への信頼が、かぐわしい靄(もや)のように作品を覆う。
在目睹战乱和暴政的自然景色和建筑遗迹的背景中,孩子们绽开了黄金般的微笑。搬运着大过身子的香蕉叶束的女孩儿,和骑在水牛背上的少年。自
99
年起摄影家远藤俊介先生造访过柬埔寨
20
次以上,当地人对他的信赖如芳香的雾霭般弥漫在作品中。
えみ【笑み】
ほほえみ。微笑。「満面に
―
をたたえる」
はじ
・
ける
[3]
【弾ける】
(動カ下一)(1)中身が膨張して割れる。また,植物の実が熟して殻などが割れる。はぜる。「さやが
―
・
ける」
(2)勢いよく飛び散る。また,音などが急に起こる。「
―
・
けるような笑い声」(3)成熟して練れる。世なれる。
か
-
ぐわし
・
い
[4]
【香しい
・
芳しい
・
馨しい】
(形)「香細
(
カクワ
)
し」の意〕(1)上品なかおりがおだやかににおうさま。「
―
・
い香り」(2)心をひきつけるさま。魅力的だ。
もや
[1]
【靄】
空気中に小さい水滴や吸湿性の粒子などが浮遊し,遠方のものが灰色にかすんで見える状態。視程は
1
キロメートルを超え,霧よりは見通しがよい。
[
霭
;
云气
,
烟霭
;
轻雾
]
かつて戦場を記録した沢田教一や一ノ瀬泰造は、この地に散った。平和を撮る者に約束されていた豊潤な時は、しかし白血病に断ち切られる。今月半ば、写真集が枕元に届いた3日後、29歳の遠藤さんは一ノ瀬らのもとに旅立った。
曾经从事战地摄影的泽田教一和一濑泰造永远地消散在了这片土地上。
在约定成为和平拍摄大使的大好时候,生命却被
白血病所阻断。本月中旬,在影集到达枕边的三天后,
29
岁的远藤先生就与一濑先生在泉下相会了。
ほう
-
じゅん
[0]
【豊潤】
(名
・
形動)ゆたかでうるおいのあること。ゆたか
でみずみずしいこと。また,そのさま。「
―
な果物」「
―
な肉体」
たち
-
き
・
る
[3][0]
【断
(
ち
)
切る】
(動ラ五)(1)(「裁ち切る」「截ち切る」とも書く)紙
・
布などをいくつかに切り離す。「紙を二つに
―
・
る」(2)今まで続いていた関係をなくす。「未練を
―
・
る」「きずなを
―
・
る」(3)続いているものの途中を切る。「退路を
―
・
る」
旅立つ
:
起身,动身,赴
婚約者の高瀬友香さんにお会いした。昨夏、カンボジアの勉強会で意気投合し、直後に病気が分かったそうだ。かの国で式を挙げる夢を支えにして、初の写真集に使うコマは病室で一緒に選んだ。
和远藤
先生的未婚妻高濑友香小姐见了个面。去年夏天,在柬埔寨的学习会上两人志趣相投,不久之后就查出了白血病。在柬埔寨举行婚礼的梦想支撑着他们,两人一起在病房里挑选了首本影集的照片。
こま
[0][1]
【齣】〔
切れ目,の意〕(1)写真
・
映画で,フィルム上に記録されている枠取られた一画面。また,それを数える単位。(2)小説
・
戯曲などの一区切り。また,一場面。「青春の一
―
」(3)大学
・
高校などで,時間割りの一区切り。
いき
-
とうごう
[1][1]-[0]
【意気投合】
(名)スル互いの気持ちと気持ちとがぴったり合うこと。「会ったばかりでたちまち
―
する」
「整理が苦手な人で、まだ膨大な画像データがあります。私たちの子と思い、個展などの形に育てたい」。後書きに「貧しいけれど笑顔のカンボジアを撮り続けようと決めた」とある。平穏の尊さを伝える仕事が友香さんに残された。
“因为我不擅长整理东西,而且还有大量的图像资料。我把这些照片当成我们的孩子,希望以个人影展的形式将培养它们。”在影集的后记中有这样一段话:“虽然贫穷,却有着灿烂的笑容,我决定将拍摄柬埔寨的事业一直延续下去。”传达和平之宝贵的使命就留给了友香小姐。
後書
,
後書き
,
あとがき
,
(
书
、文章等的
)
跋,跋文,后
记
。
请
恩
师题
跋。
(
信的
)
又及,附笔。
〈
计
算〉
(
程序等
)
尾部
膨大(ぼうだい)
:
庞大
本人の写真は奥付に1枚。子供に囲まれ、飛行機のポーズでおどけている。そしてもう1枚。表紙でほほ笑む少女の、とび色の瞳に小さく写り込んだ人影は、キヤノンEOSを構える。異国の、いくつもの柔らかな記憶の奥底に、遠藤さんは永遠の像を結んでいるはずだ。
在影集的卷末,有一张远藤先生本人的照片。他被孩子们围绕着,张开双臂摆出像飞机一样
的滑稽姿势。封面上是一个微笑的少女,茶色的瞳孔里映着的小小人影举着佳能EOS相机。在这异国无数温柔的记忆深处,应该会永远留有远藤先生的身影。
おく
-
づけ
[0]
【奥付】
書籍
・
雑誌などの
巻末にある,著者
・
書名
・
発行者
・
印刷者
・
発行日
・
定価などを記載した部分。
[
底页
,
版本记录页
,
版权页
]
おど
・
ける
[0]
【戯ける】
(動カ下一)滑稽なことを言ったり,したりする。ふざける。たわむれる。「
―
・
けたしぐさで笑わせる」
ポーズ
[1] __pose__
(1)舞踊などの人物,また絵などのモデルが,意識してとる姿勢。姿態。すがた。「
―
をとる」(2)気取った態度。また,見せかけ。「思わせぶりな
―
」「偽善的
―
」
とび
-
いろ
[0]
【鳶色】
鳶の羽のような色。赤みの茶色。
やわ
-
らか
[3][4]
【柔らか
・
軟らか】
(形動)(1)ふんわりしているさま。「
―
な土」「
―
な御飯」(2)しなやかなさま。柔軟なさま。「
―
な体」「
―
な身のこなし」「
―
な頭」(3)荒々しくないさま。穏やかなさま。「
―
な光」「
―
な表現」
posted on 2007-08-01 16:38
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