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コナン :ただいま。
蘭 :あ、コナン君、お帰り。
園 子:じゃあ何で英祐君を連れて行かなかったのよ?本人に会えば姉さんかどうかすぐに分かるのに!
蘭 :だってー、
[----------1----------]、期待させといて、もしも違ってたら、
却って英祐君がかわいそうかなって…
英 祐:違うものは違うんです!!
蘭 :彼、あの水無怜奈さんのビデオ観ても「絶対違う」って言い張ってたじゃない?
園 子:それもそうねぇ…
コナン :行かなくて正解だったよ。水無怜奈がいなくなった後、黒ずくめの奴らがあのマンションを見張ってる可能性は高い、そんな所に彼女によく似た本堂英祐を連れてったりしたら、すぐに
目を付けられてヤバかっただろーからな。
小五郎:んで?水無怜奈は家出したってちゅうあのドジっ子の姉ちゃんじゃなかったんだな?
蘭 :うん、本人は違うって。
小五郎:そういや、あの時…
怜 奈:昔、私にもあれくらいの弟がいたから。
小五郎:あれは、ドジっ子のことじゃなかったんだな。
蘭 :だと思う。それに、前に聞いた英祐君の血液型は怜奈さんのと違ってた気がするし…
コナン :え?
園 子:あんたら、兄弟だからと、同じ血液型とは限らないわよ。
蘭 :でも彼女、あのビデオの中で「私、AB型だから」、ABの人って、ABの人にしか血をあげられないんだよね?
園 子:う、うん…
蘭 :確か英祐君、小さい頃にお姉さんの血を輸血してもらって助かったって。
園 子:そっか、もし水無怜奈と本当に兄弟なら、あのドジっ子もAB型になるはずよね。
コナン :ねぇ、英祐兄ちゃんは自分は何型って言ってたの?
蘭 :うん、確か…
英 祐:うえってて…お、0型です。
蘭 :ちょっと大丈夫?
英 祐:え、床の何かに
躓いて…
蘭 :え?あ、本当だ、
タイルが少し
捲れてる。
英 祐:あ、相変わらずついてないんですね。
園 子:いや、あんたには別の何かが
取りついてるのかも…
コナン :いつ来たの?瑛祐兄ちゃん。
蘭 :さっき私達と一緒によ。彼、トイレに行ってたから。
英 祐:僕、毛利探偵の助手第1号ですから!
小五郎:だが、あいにくお前に手伝ってもらう仕事はねーよ!
英 祐:そ、そうですか…ところで、何なんですか?僕の血がどうのこうのって。
蘭 :ああ、何型かなって、ほら、血液型ちょっと気になって…
園 子:なによ、はっきり言ってあげなさいよ!あんた0型だから、水無怜奈と兄弟じゃないって。
蘭 :だって、もし心のどこかで「本当はお姉さんかもしれない」って期待してたら、かわいそうじゃない!
小五郎:しかし、お前本当に0型か?
英 祐:え、ええ。
小五郎:最近検血したって事は?
英 祐:えっ、ああ、それはありませんけど。
小五郎:んじゃ、最近大ケガして病院に運ばれた事は?
英 祐:それもないです。小さかった頃はケガや病気で
しょっちゅう病院に行ってましたけど。あれは小学校に入ったばかりの頃…「バイバイ」…車に轢かれた時以来入院はしてませんよ。
蘭 :それってお姉さんに血をもらった時?
英 祐:ええ、まあ、
[----------2----------]
小五郎:だろうな。
英 祐:あ、そうだ!そんなに僕の血液型が気になるのなら、明日、僕の行く所に付け合ってくれたら分かると思いますよ。前に母と僕がお世話になっていたお屋敷から、母の遺品が出てきたって連絡があって取りに行くんです。
蘭 :遺品って、お母さん亡くなったの?
英 祐:ええ、病気で。その遺品の中に僕の
母子手帳もあるんだそうです。
蘭 :どうする?
園 子:私はパスかな、明日は用事もあるし。
英 祐:あ、でも、杯戸町3丁目の奥平さんってお屋敷ですけど、ここからは近いんですよ。
小五郎:ん?杯戸町の奥平さんなら、明日俺も行くけど…
英 祐:え?
蘭 :お父さん!?
コナン :もしかして仕事?
小五郎:ああ。何でも1年前にな、その家の一人息子が妙な殺され方をしたとかって、犯人の
目星がまったくつかない。で、
[----------3----------]
英 祐:へー、息子っていうと鍛吾さんですか?
小五郎:ああ、確かそんな名前だったな。
蘭 :そっか、英祐君知ってるんだ、その人。
英 祐:っていうか、僕が幼い頃だったので、名前ぐらいしか覚えてませんけど。でもひどいじゃないですか!さっき事件はないって!
小五郎:だから、ドジなヤツに手伝わせる事件はないっつーの!
英 祐:そんな…