これらは「どの例をとってみてもその種類に属するものは」という仮定的なニュアンスを含んでいます。
一、「といい…といい」には、次に挙げる二つの用法があります。
1.田中といい、山田といい、営業の奴らはろくな注文を取ってこない。
2.彼は容姿といい服装といいパッとしないわ。
1.は主語に該当する例を挙げる用法で、「AといいBといいXは…」という構文で用いられています。この場合はXはAとBという要素を含む名詞文です。
2.のような主語の持っている側面を具体例として挙げて評価する用法は、「Xは…AといいBといい」という構文で用いられます。この場合、AとBはXの持つ性質や特徴です。
つまり、「といい…といい」は挙げているAとBについてXの特徴や性質を持っている。
二、「といわず…といわず」は代表的なものを挙げて「それだけではなくすべてにおいて」という意味を持ちます。
「いつでも、どこでも、誰でも」などの語句を後ろに伴うことがよくあります。
3.若者たちは休み時間といわず食事中といわずいつでも携帯を離さない。
それに、「を問わず」と近い意味を持つことがあります。
4.昼といわず夜といわず為替相場は時々刻々と動いている。
三、「であれ…であれ」は複数の例を挙げて「どの例をとってみてもその種類に属すものは…」という意味で用いられます。
5.男であれ女であれ、今は就職することは難しい。
6.水泳をするのであれ、マラソンをするのであれ、十分な準備運動が必要だ。
でも、仮定的な状況を含まない出来事を表すことはできません。
7.弁論大会には田中であれ、小林であれ、参加した。(×)
これはもう事実になったから、「であれ…であれ」に適用しない。
8.弁論大会には日本人学生であれ留学生であれ参加できた。(○)
posted on 2008-12-04 14:50
薛倩 阅读(90)
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