奈奈:ええ~ナナ~私たちの出会いを覚えてる、私は運命とかなり信じちゃう質だから、これはやっぱり運命だと思う、笑ってもいいよ!
第一话
奈奈:神様、仏様、大魔王さま、やった!
A:すみません!これ~
B:奈奈ちゃん、何を叫んでるんだ?今仕事中~
奈奈:や~春だ、とうとう春が来た!待ち焦がれた春が来たよ!それは、今思えば、ほとんど家出に近い状態でした。だけど、うちの親は、大した驚きもしなかったそうです!うちには私より二つ上の姉と二つ下の妹もいて、普段たら、何かと騒々しいファミリーだったのに加え、その頃、あたしときたら、寝ても覚めても、東京に来たい、東京に住みたいって、そればかりわめき散らしていたので、両親は内心やっとうるさい娘一人減って、やれやれと言ったところでしょうか?そんなファミリーから巣立って行ったら、さびしいさも、二十年間住み慣れた町を跡にする感傷も、そのとき、あたしには皆無でした。とにかく、東京へ出て行けることが嬉しくって、嬉しくって。私の心は、希望と期待で満ち溢れていました。これからは、東京の空の下で毎日章司に会えるんだ。電話やメールじゃなくて、顔を見ながら、たくさん話せるんだ。
奈奈:何これ、込んでるじゃ。早く座って。章司にメールしたい。あの?すみません!何?何で急電車するの?事故?
ナナ:大丈夫?
奈奈:大丈夫です!ごめんなさい!
ナナ:こっちこそごめん、これの下敷きになったでしょう。
奈奈:平気!あの、ところで、ここは空いてますか?
ナナ:どうぞ!
奈奈:きれいな人って言うか、かっこいい。何が凡人と違うオーラを感じる?細いし、小顔だし、芸能人?睫長いな、いいなこんな派手なメークが似合って、やっぱ、美人は何にやっても決まるな?あ、ウィウィアンの指輪、しかも年季入ってる。ますますかっこいい!
ナナ:ごめん、煙い?
奈奈:いいえ、平気です、全然!
ナナ:動かないね!電車、先から、ずっとこんな調子でさ!
奈奈:そう何ですか?どうしよ?あたし急いでるのに!
ナナ:そう困ったね!
奈奈:いいえ、大丈夫です。メール打っとくし。
ナナ:はやわざだね!さっすがいまどきの女子高生は違うな!
奈奈:あたしも二十歳なんですけど!
ナナ:あはは~ごめん。何で同い年か!
奈奈:笑うと可愛い!同い年、うそ見えない、さき、てゆうか、「いまどきの女子高生」と言うんだもん?いくつかと思うっちゃう。
ナナ:あ。ついね、アナログな人間だから
奈奈:そんな、いつになったら、東京に着くの?
ナナ:東京には何か用事?
奈奈:用事ってゆうか、上京!東京で仕事さがそうと思って。
ナナ:ええ、同じだ!
奈奈:上京組?
ナナ:えん!
奈奈:なんだ、東京の人かと思った、、巡業を帰りじゃなかっただ!
ナナ:巡業?
奈奈:コンサートとか、ギターを持ってるし、プロのミュージシャンかと思ったんだ。
ナナ:ああ~~
奈奈:じゃ、バンドとかやってるの?
ナナ:地元ではやってだけど!
奈奈:へへ、かっこいい、地元どこ?あ、メール、じゃない、電話だ!はいはい、奈奈です!章司、そんなの電車止まっちゃって、いつなんで着くか?ええ、いいの?だって、もしかして、夜中とかになっちゃうかも、本当にいいの?えん、有難う!ジャ、時間わかったら、電話するね?じゃね!
ナナ:彼氏東京の人?ラブラブだね!男追いかけて東京行くんだ!なるほどね!
奈奈:違う。て言うか、そんなだけと~
ナナ:どうしよ?
奈奈:東京の人って言うか、もともとは地元で同じ専門学校だったの、でも、東京の美大を受けるために、一年前に上京しちゃって!
ナナ:なんで、そのとき、一緒に行かなかったの?
奈奈:あたしは一緒に行くって言ったんだよ、でも章司が、彼がだめだって!
ナナ:なんで?
奈奈:あたしには、目標もお金もなかったから、そう言うやみくもなのはよくないって。
ナナ:なるほど!
奈奈:それで、あたしはなくなく地元に残って、上京資金貯めたんだ!章司が大学受かったら、あたしも東京行くって約束だったの!東京着いたら、ちゃんと仕事見つけて、追い返されない、しっかり頑張らなきゃ!何行きずりの人、こんな話しってんだろ、あたし~~。
ナナ:行きずりの人、いいじゃん、もっと話してよ!まだまだ長い旅に、なりそうだしさ!
奈奈:そっか、そうだね!ジャ、暇つぶしに聞いてくれる。実は今惚気抱くてしょうがない気分なの?章司ってね、優しい、頼りになるし、結構かっこいいよ!しゃべると馬鹿みたいなんたけど。
ナナ:馬鹿みたいって!あは!
奈奈:ねね、ビールをみたくない?
ナナ:飲む飲む!
奈奈:ビール二コップください!じゃ、取りあえず、乾杯だね!
ナナ:乾杯って何?
奈奈:章司が大学を合格に~
ナナ:いや、それあたし関係ないし!
奈奈:じゃ、せめて行きずりと思い出しのに
ナナ:いいね、それ、同い年女が、同じ電車で、同じ時刻に上京する、こんな偶然なかなかないし、それともひとつ、あたしもナナって言うだ。奈奈ちゃん!
奈奈:あたし達の出会いを覚えてる、外は、いつの間に吹雪で、電車は走ったり、止まったり、結局東京まで五時も掛かってしまったけど、あたしは少しも、退屈しなかった、だけど、あたしは自分の事ばかりしゃべって、ナナの話は、少しも聞いてあげらなかったね!もっとも、ナナのことだから、聞いても、はぐらかしていたとは思うけど。
章司:奈奈!
奈奈:章司!
章司:何お前泣いてんの?
奈奈:笑うなんて、ひどい!
章司:しかし、大変だったなあ、五時間も!
奈奈:でもね~?
章司:どした?
奈奈:隣の席だったこと、友達になったの!
章司、ええ~?
奈奈:でもいない、一緒に降りて来たのに~もう行っちゃたのかな、携帯番号とか、教えとけばよかった。
章司:なんじゃそれ、全然友達になってないじゃ!泣くな!京助淳子も下まで、来てるから。
奈奈:淳チャン!
淳子:またね
章司:お休み。何して、奈奈?行くぞ!
奈奈:はい。ちょっと待て、こんな当然のように、ここに留めてもらっていいの?
章司:お前、いきなり来る、全然片付いてないけど。
奈奈:ごめんなさい!こんないきなり、迷惑だよね!住むとこ見つけるまで、淳チャンとこに居候するつもりだったんだけど。
章司:だって、そうも行かんだろ?あいつらいま一緒に住んでんだから。
奈奈:しらなっかたよ、淳チャンはそんなこと一言も?いつから?
章司:いつからだけ、なんか、いつのまにか、京助が淳子とこの徐徐に移り住んで、
奈奈:そっか、そうだったんだ!
章司:もう、お前靴履いたまま!東京は外国じゃないぞ!
奈奈:いいなそうゆうの?
章司:はい?
奈奈:なに早速脱がしてのよ、エッチ!
奈奈:あたしと章司も、これから徐徐にそう言うふうに、慣れるのかな!離れていた時間を早く埋めたい!幸せ!
奈奈:しまった。絶対早起きして、朝ごはんとか作ってあげようと思ってたのに~。
奈奈:章司が帰るまでに、名誉を挽回するぞ、なんか、こういうことしてるか、あたしちょっと新妻みたい?毎日、こんなふうに、かれの身の回りのお世話をして暮らせたら。こんなに幸せかしら!
章司:けっこ、おいしいじゃん
奈奈:何をその意外そうな言い方は?
章司:だって、君、こういう苦手そうだし!
奈奈:そんなことないの?
章司:うそうそ、まじで、うまいし。お見それしやした!
奈奈:三時間も掛かたかいがあったわ。
章司:ところで、どうだった、不動産や、物権あった?
奈奈:それが、今日は時間がなくって、いけなかったの!
章司:なんで?あ、そうか、仕事をさがしてたんか?見つかった?
奈奈:そうだた、仕事を探さなきゅ、行けないであたし、
章司:まさか、ずっと寝てたんか?
奈奈:違うもん、ちゃんと掃除したり、洗濯したり、超充実した一日だったもん。
章司:なんじゃそれ!お前、そんなことしに東京きたんじゃねえだろ?一人立ちできるような、仕事を見つけて、しっかりやるって、約束だろ?
奈奈:そんなことって何よ?あたしは章司のために、やってあげたのに
奈奈:いやな言い方しちゃった、押し付けがましい~~
章司:ごちそさま!
奈奈:あたし片付ける!
章司:いいよ、自分の事は自分でやるから!
13:12
不動産さん:家賃5万円以内じゃ、ろくな物権ないよ!
奈奈:家賃は頑張れば、もう少し出せるかもしれないけど。この敷金、礼金で、何とかならないですか?
不動産さん:じゃ、かなり古い物権でもいい?
奈奈:敷金礼金ゼロ、しかも広いのに、安い!ベットも勝手に言いの?
不動産さん:みに行ってみる?
奈奈:えん!
不動産さん:あれあれ、あのレンガ造りの建物だよ!
奈奈:あたしが生まれるよりずっと前に建てられたそのマンションは、ハイカラとでも申しましょうか。西洋かぶれの洒落た作りで、あたしは一目で、気に入りました!難をいれば、七階たてなのに、エレベーターがないことくらいて。田舎育ちのあたしには、川沿いという、緑の多い環境にも、やっぱりこころ惹かれるものがありました。
不動産さん:あれ、参ったな、ニアミスか?ご一緒してよろしいですかね?
XX:困ります、此方お客様はほぼ入居きめて。
奈奈:あ、ナナ!?ナナでしょう?うそみたい!すごい偶然!
ナナ:誰だっけ!
奈奈:あたしって、そんなに印象うすい?
ナナ:ごめん、ごめん、大丈夫、奈奈ちゃん?
奈奈:覚えてるジャン?
ナナ:一瞬わかなかった、髪型とか服とか全然違うし、ポリしいねえな
XX:何?君達、友達なの?
ナナ:いや、別に友達ってほどじゃ
奈奈:そうなんです!
XX:とりあえず、君、大崎さんだけ、どうするの?ここを入居する?
ナナ;どうしようかな?
不動産さん:迷うってるなら、此方のお嬢さんにも見せてやってくれないかな?
奈奈:わい、キッチンもかわいい、個室も広いし、バスタブが猫脚、ここにします!
ナナとXX:ちょっと待って!
ナナ:ここはあたしがさっきに見つけたんだよ、勝手にきめるな!
奈奈:そっか、ごめんなさい!
XX:そうだよ、何考えてるが、君?
不動産さん:でも、そちら様は迷うってみたいだし
ナナ:いや、決めた!ここにする!横井!
奈奈:待ってでば!
ナナ:待ってねえよ!あたしはもう召募いカプセルホテルで寝るのはごめんだ!何でもいいから、早く住める部屋がほしいんだよ!
奈奈:なんでもいいだら、他を当たって、私はここじゃなきゃ嫌なの!
ナナ:手前は、あの男のとこでくらしゃいいじゃん!振られたの?
奈奈:違う、でも、このままだと、振られちゃうの確実に!
ナナ:なんでよ、あんなラブラブだったちゃう!
奈奈:そんなだけど、聞いてよ!
XX:あのさ、そんなことより、今入居どうするか決めてくれないかなあ、?
奈奈:そんなこと?ひどいあたしは、真剣に悩んでるのに!
ナナ:そんなこと?横井!
XX:はい!
ナナ:手前、客商売の癖にそんなデリカシーのない、男でどうする?
XX:そう、すみません!
ナナ:仕事はこんなしゃいいってもんじゃねえぞ、ロマンを持って?
不動産さん:まあまあ、お嬢さんたち、落ち着いて!
XX:ロマン?
不動産さん:私に、ひとつ提案があるだが!
ナナ:誰だよ、この暢気なお爺さんは?
奈奈:駅前の、不動産屋の安藤さん!このみち一筋、五十二年ベテランなの!
不動産さん:君たちは、どうやら、縁の深いし、知り合いのようだし、二人でこの部屋を借りてみたら、どうかな?ほら、ここはダイニングし挟んで、振り分け式だから、お互いにの、プライバシーは守れるし、けど、いざと言うときは、助け合える!共同生活とは、なかなか、いい問題よ!それに、家賃も生活費も、半分になるしね!
奈奈とナナ:家賃は半分!
ナナ:七万の半分?
奈奈:三万五千円!
奈奈とナナ:やすい!
奈奈:そうしようナナ!
XX:それて、仲介料も半分ずつなんすかねえ!
奈奈:こんな素敵なのとこにそんなやすく住めるなんて夢見たい!
ナナ:でもなあ、あんたチャット、プライバシー守れるタイプ?
奈奈:守るよ、もちろん!
不動産さん:プライバシーをきっちり分けたいなら、それぞれの、個室に鍵をつけるといいよ!私はすぐ手配してあげよう!
奈奈:有難う、安藤さん、いい人!ね、ナナ!
XX:大崎さん~いくら安くなるからって、早まらない方がいいよ!他人と共同生活なんてうざったいだけだって!
ナナ:そうでもないよ、さびしい、男だな、横井!ね、安藤さん、個室の鍵はいつごろつけてもらえるの?
不動産さん:今から、手配すれば、明日の午前中にはつくよ!
ナナ:お願いします!あたしは明日の午後から、入居しますので!あんたは?
奈奈:あたしも!
ナナ:明日から、宜しくね、奈奈ちゃん!
奈奈:そのとき何故か、あたしは少し泣きそうになっただ、それがどうしてかはうまくいえないけど。差し出された、ナナの手は、意外なほど温かくて、胸まで、熱くなったんだよ!