【NANA】第八话01-第十二期



ナナ:あんたは荷物それだけ?

奈奈:残りはお母さんに宅配便で送ってもらう様に頼んであるから、家具とか生活用品は新しく買い揃えるつもり。

ナナ:え~

奈奈:ナナは?

ナナ:あたしはギターとこれだけ。

奈奈:残りは?

ナナ:どうしようかな?

泰:帰ったら、すぐ送ってやるから、必要なもの紙に書いとけよ。

奈奈:帰る?

ナナ:泰は地元から判こ押しに、今朝来てくれたんだよ。

奈奈:え?保証人?ご両親は?

ナナ:書いたよ泰。

泰:速いな!

奈奈:あ~分かった、ナナってば、家出して来たんだ。いかにもそんな感じ。

ナナ:どんな感じだよ。

奈奈:本当は良家のお嬢様で、バンドやってたことをご両親に反対されたとか。

泰:ナナか?良家のお嬢様?

奈奈:違うの。

ナナ:何か可笑しい?

泰:えっと、ダンボール三個と、これだけ?送りがいねぇな?

ナナ:誤魔化すな

泰:あの部屋はどうするんだ?そのままにしとくのか?

ナナ:しらないよ。あの部屋はあたしの部屋じゃないも。本人に聞けば。

泰:でも、あいつ忙しくて、なかなか連絡つかねぇんだよな。

ナナ:じゃ、ほっときゃいいじゃん。かってに家賃振込み続けてんのはあいつなんだから。

泰:でも、それはお前のために。

ナナ:頼んでないよ、あたしは自分で払うつもりだったんだ。まあ、おかげで、今まで助かったけどな。

奈奈:ねね?ナナ話?

ナナ:金持ってる奴のやるこた分かんねぇなって話だよ。

奈奈:え?

泰:そんな嫌味言うなよ。

ナナ:さてと、貧乏には必要最低限のものを買い出しに行きますか?

奈奈:うん。とりあえず、エアコンをがいるよね。

ナナ:そんなのストーブでいいじゃん、ストーブで。

泰:じゃ、俺そろそろ帰りよ。

ナナ:え?もう帰るの?一泊ぐらいしてきば?

奈奈:よかったり、泊まってって下さい。なんのお構いも出来ませんけど。

泰:お言葉に甘えたいところだけど、あいにく仕事を山積みでね。

奈奈:そっか、なぜ弁護士さ だもんね。

ナナ:買い物ついでに、駅まで送るよ。

泰:いいよ、タクシー拾って、空港まで直行するから。

ナナ:あ、そう。

奈奈:空港まで、見送りに行っておいでよナナ。買い物はあたしがしとくから?

泰:はは、いいよ、見送りなんか?ジャ、頑張れよ。

ナナ:えん、いろいろ有難う、泰。

泰:なんかあったら、すぐ電話して来いよ。いつでも飛んできてやるから。

 

奈奈:ナナが泰と呼ぶそのスキンヘット弁護士のことを、あたしはてっきりナナの恋人か何かだろうと思っていたのですか?ナナにはきっぱりと否定されてしまいました。

 

ナナ:泰は地元でやってたバンド仲間の一人だよ。リーダーだったし、何かと頼れる奴だから。まあ、あたしにとっては兄貴みたいなもん。

奈奈:でも、判こ押すためだけに、わざわざ来てくれたりして、只ならぬ愛を感じるんだけど。

ナナ:只ならぬ愛?泰は誰にでもああんなだよ。周りをフォローすんのが生きがいっついか、弁講士は天職かもな。

奈奈:じゃ、ナナは別に彼氏とかいるの?

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posted @ 2007-07-11 23:42 小眼睛的猪 阅读(556) 评论(0)  编辑  收藏 所属分类: NANA的世界 网摘收藏

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该文被作者在 2007-07-12 21:32 编辑过