奈奈:何で付いてるんだろうあたし、こんなにすぐ仕事が決まるなんて、東京に来て、一気に付きが巡って来た感じ。有難う大魔王。
ナナ:浮気もの。
奈奈:ご、誤解しないで、あたしが店で働きたいと言ったのは、お店自体がガ気に入ったからで決して、水越さん二十九歳、格好よくて、しかも、独身だからってわけじゃ。
ナナ:そこまでチャックすみか~
奈奈:でも、全然三十前には見えないよね。びっくりちゃった。二十代前半くらいと思ってた。
ナナ:そう言う、あんたって、一目惚れの鉄人なんだっけね。
奈奈:ね、なんで知ってるの?
ナナ:手前の持ちねたは、こないだ電車ですべて聞かせてもらったよ。
奈奈:そうだっけ。
ナナ:しかし、あたしには水越の何処がかっこいいんだか、さっぱりわかねぇあ。
奈奈:じゃ、ナナは、どんな人がタイプなの?
ナナ:タイプね。
奈奈:芸能人だと誰か好き?
ナナ:
SID VICIOUS
奈奈:
PISTOLSの?
ナナ:え?知ってんだ、あんた
PISTOLSなんか聞くの?
奈奈:ううん。でも、映画見た。
SID AND NANCY
ナナ:なるほどね。いるんだよな、そう言う奴。
奈奈:あ、ナナ、布団売り場、七階だって。
ナナ:また、七階よ。
奈奈:ね、ナナ、あたしちょっと思ったんだけど、
ナナ:なんだよ、ハチ公。
奈奈:あたしたちのあの部屋、靴のまま使ってるじゃ?東京は外国じゃないのに、
ナナ:別にいいじゃん。
奈奈:じゃ、布団は地べたに敷いても平気なの?なんか汚くない?
ナナ:じゃ、いっそ寝袋で。
奈奈:それはいや。
posted @ 2007-07-19 00:18
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