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奈奈:お金がない。
ナナ:そらそうだろう。
奈奈:なんで、あんなに頑張って上京資金貯めたのに、残り二千百二十八円で。
ナナ:使えばなくなるんだよ、金は。調子に乗って服やら家具やら、こんな馬鹿みたいに買い込みやがって。
奈奈:でも、水越さんがどれも安く売ってくれたんだよ。しかも、服は現金払いじゃなくて、バイト料から差し引くようにしてくれて。
ナナ:おかげで、先月の給料がほとんど入らなかったんじゃなぇか?
奈奈:そうなのよ。ひどいでしょう?だまされたのかなあたし。
ナナ:自業自得だろう。
奈奈:そんなこと言ってナナはあるの?お金。たまに日払いのバイトするくらいで定職ついてない癖に。
ナナ:――1――。
奈奈:良かった。
ナナ:何かいいんだよ。人のお金あてにすんな。
奈奈:別に、そんなつもりじゃん。
ナナ:じゃ、どう言うつもりだよ。
奈奈:だって、二人してお金がないと不安でしょう。
ナナ:当てにしてるじゃねぇか、甘えんな。――2――。月末までに用意できなかったら、出てってもらうからね。
奈奈:鬼。
ナナ:あ?
奈奈:ナナはわたしが野垂れ死にんで平気なんだ?
ナナ:痛快いっぺん死ね。
奈奈:お願い、見捨てないで。
ナナ:離せ。仕事におくれる。
奈奈:仕事?こんな夜更けから、何のバイト?SMAクラブとか?
ナナ:なんでもいいだろ。手前は幽霊と添い寝でもしてろ。
奈奈:そんな。いや、今は幽霊なんかに、微々ってる場合じゃない。そんなことよりお金だ。次の給料日まで、まだ半月以上あるのに、二千円で生きてけるのかな?どうしよう?なんか怖い。お金がないって、怖い。
奈奈:こんな思いをするため、東京に来たわけじゃないのに。
淳子:じゃう何しに出てきたは、あんたは。
奈奈:自立するため。
淳子:じゃう自分で何とかしなよ。
奈奈:何とかって?
淳子:自分て考えないよ?
奈奈:でも、あたし女王様とか、出来ないし。
淳子:女王様?
京助:――3――。
奈奈:だめだよ。章司にこんな事話したら、ますます飽きれられて嫌われるに決まってるもん。それに、章司は大学も始まって、バイトも忙しいし、こんな夜中に、押しかけたら、迷惑だよ。
淳子:本当に迷惑だよ。
京助:わかったから、奈奈、そんな泣くな。月末まで、これで食い繋げ。
淳子:京助、内だって、そんな余裕ないでしょ?
京助:別に、あげるわけじゃねぇよ、貸すだけだよ。
淳子:だめ、奈奈にげんなまなんか持たせたら、――4――。
奈奈:ひどいよ、淳ちゃん。何?
淳子:米、自家から届いたの分けてあげるから、月末までこれで食い繋げ。
奈奈:そんな。
答案论坛可见
posted @ 2007-12-26 22:01
小眼睛的猪 阅读(340)
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